徒然電波日記
日々色々受信中

2016年07月19日(火) 連休明けて

非常に忙しい状態です。やりたいことも出来ないこんな世の中じゃ。

ので、唐突にいつだかの続き。

***

「それの何処が味噌汁なんだい?」
 さすがに好奇心旺盛の鶴丸さんだ。案の定食いついてくる。
「これをお椀に入れて。お湯を注ぐと……」
 パッケージをやぶって、中身をお椀に入れて、電気ポットのお湯を注げばたちまち味噌汁ができあがる。私にとってはなじみ深いけれど、本丸の刀達はこんなものがあるなんて想像もしないだろう。万屋には売ってないし、存在そのものを知らないのだから通販で買う、と言う発想もないだろう。
「はい。どうぞ」
 箸で軽く混ぜてから鶴丸さんにお椀を手渡す。
「ありがたくいただくぜ。……確かに味噌汁の香りがするな」
 興味深そうにお椀を覗き込んでから、一口啜る。
「おう、こいつは驚いた。本当に味噌汁だな!」
 喜色満面で顔を上げ、さらにもう一口。味そのものは普通の味噌汁なのだが、それでも珍しいらしい。箸を渡せば具をつまみ上げる。
「これは茄子だな!先ほどの固まりの中に入っていたのか?」
「そうよ。お湯を吸って元の大きさになったというか、お麩とか高野豆腐とか。あれに似た感じ、になるのかも」
「君のいた世界は随分と面白いものがあるんだな」
 しげしげと味噌汁を眺める鶴丸さんが微笑ましい。


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七樹ふぉお [blog]