MOTOYANの日々題
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春の選抜で福岡工大城東の不正行為が発覚した。バックネット裏から相手投手の情報をメモでベンチに伝えたという、行為だった。メモを送ったのは副部長で実際にはそのメモは控え選手のポケットに入ったままだったらしい。
甲子園の高校野球では、ベンチには部長と監督と記録員しか入れない規則になっていて副部長やコーチはスタンドからの声援になる。チームが3点先取され、スタンドから何かできることはないかということで思いついた軽率な行動だった。コーチが自軍の選手にアドバイスすることは当たり前のことであるが、ゲーム中は「スタンドにいるものとベンチにいる選手は、話をしてはならない」という野球規則があり、それに抵触する行為だった。スパイ行為ではない。
この情報手段が発達した時代に「メモ」という古典的な方法を用いるなんてなんと幼稚な、と思える。ベンチにラジオを持ち込んで試合の中継で解説者が話すことを参考にして采配をふるう監督がいるという話を聞いたことがある。これは不正行為ではない。組織的にやるのなら「iモード」がある。バックネット裏だろうがセンター後方のバックスクリーンからでもこの程度の情報ならメールでやりとりできると思う。使っているチームがあるかもしれない。「メモ」とちがって絶対にばれない。背番号16は野球が上手な選手ではなく、携帯電話のメール送受信が得意な者を選ぶ、ベンチの奥で試合中は携帯電話とにらめっこというふうに。
実際にベンチで采配をふるうと相手の情報は、それほどおいしいものではない。現実に目の前で見えているし、高校生レベルでは対応もなかなか難しい。それよりもベンチの意向を確実にプレーヤーに伝える手段がほしい。サインの見落としなどがなくなると作戦を実行しやすい。方法として選手の耳にレシーバーをつけてベンチから監督が無線で指示をだす。「次は、盗塁だ」「カーブを投げろ」「走れ」など送信する。監督の意向通りに選手が動くと楽しいだろうな。これも不正行為?
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