MOTOYANの日々題
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同僚が、急に体調が悪くなり大事をとって救急車をよんだ。かぜの延長で内臓等に異常はなく次の日から復帰できて何よりだった。
初めての救急車搭乗体験談を話してくれた。その話の中で病院へ電話連絡する消防署員の言葉に「自分が歳をとったなぁ」と感じたという。病院への連絡で「患者は、○○歳の女性」と言う言葉が気分が悪くて意識もうろうとしている中ではっきりと脳裏に響いてきたらしく、「○○歳といえば年寄りじゃないか、それが自分のこと?」と大きなショックを受けたらしい。
日常は、自分の歳をそんなに気にしないでいつまでも若いつもりで支障なく生活をしている。自分の年齢を書く機会は多いがそんなに気にならない。しかし、耳から聞くと実感がわく。「聞くこと」と「書くこと」は大脳の神経回路が全く別なのかもしれない。書く、聞く、読む、見るという情報収集の中で「聞く」ことが最も強く大脳に響くのではないだろうか。生まれて2・3年で言葉を話せるようになることから、語学の勉強の基本は聞くことにちがいない。書けない・読めない歳で話せるのだから。
英語の授業を通算すると8年あまり受けて来たにもかかわらず、英語がほとんど話せない自分の学び方が、読む・書くが中心だったからと思う。聞くこと中心の学習なら1年もあれば十分だろう。今からでは、遅いかもしれない。47歳という歳を聞けば、しっかりおじさんを意識するから。まだ自分は若いと思っている方は、他人に年齢を言ってもらえばきっと自覚しますよ。
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