MOTOYANの日々題
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2001年09月20日(木) イヌマキの実

 学校のグラウンドにイヌマキの木があり、種と実をつけている。緑の種と赤い実がつながっていてそれを切り離して、赤い実の部分を食べることができる。小学生の頃、学校帰りに垣根のイヌマキからちぎってよく食べたものだ。緑の種は袋に集めて植木屋さんに持っていくと買い取ってくれた。1袋が50円ほどだったような記憶がある。

 味は、まろやかで甘くて渋みやすっぱさがなく、グミよりも美味しくてサクランボに似ている。生徒に「食べてごらん」と言っても気味悪がって食べない。食べて見せると恐る恐るなめるように食べ始めた。「美味しい、甘い」といって10人ほどが食べ始めた。きっと家に帰って話題にしたことだろう。

 秋になると「実りの秋」のごとく木の実やかずらの実が山にいっぱいだ。アケビ、ウベ、クリ、シイノミ・・・。鳥やリスになった気分で味わってみてはいかがだろう。学校の裏山に葛(クズ)のかずらの花が咲き始めた。紫色の萩や藤に似た花でよくみるときれいな花だ。

 いよいよ、季節は秋に入った。10月1日は十五夜で「月見て1杯」でもしませんか?


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