MOTOYANの日々題
DiaryINDEX|past|will
只今、三者面談の真っ最中で40分授業が行われている。 いつもの50分の授業のペースで進んでいくと尻切れになるので途中を少々急いで帳尻を合わせている。 大学のときの教育実習で初めて教壇にたったとき、50分の時間を持て余して同じ事を繰り返して話した苦い思い出が思い起こされる。 大学卒業後、短大に勤務し、1コマ100分の講義をこなし、中高の50分の授業が体に染み込んで、朝、6時に目がさめたら6時50分まで2度寝ができるようになった。 自他ともに「人前で話をする」事が苦手と認めており、情けないことである。もっとも、合わない職業を選んでしまったのではないかと自己嫌悪に陥ることもある。 今、思い起こすと100分もよくしゃべっていた青年時代を不思議にさえ思う。 式典などでの司会や朝礼などでの進行も毎日のようにやっているが、なかなか思うようにいかなくて、皆様にご迷惑をおかけしていることだろう。やりたくてやっているわけではないのでご容赦を願いたい。
6月2日から教育実習が、始まる。10名の実習生がやってくる。 自分の適性を確かめ、学校の楽しさ、教師の喜びをを味わってほしいものだ。 50分の時間を持て余してもいい。苦境にあるときにその人の能力が発揮され、高まるものだ。健闘を祈る。失敗するのは今しかないから。
|