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終焉のテーマ 2012年06月17日(日)

あの日
君は何を見ていただろう

見えない風や
見えない揺れや
見えない波や
見えない誰かについて
どうやったら見ることができるのか
ただ呆然と 立ち尽くした

すべてが見えるようになったとき
君は終わりを告げられた

私たちが謳う 使い古された綺麗事は
誰の安らぎにもならない
気休めにさえならない

ただ風が吹く
永遠に風が吹く
君にも 私にも
誰の心にも風が吹いている
いつまでも吹いて
少しだけ空気が変わっていく

何もかもが終わったのだけれど
すぐに何かが始まっていた
それは善でも悪でもなくて
誰かにとっては悪で
私にとっては正義だった

偽善でも悪でも
私たちは抱えていく
嫌な汚い気持ちの上に
私たちは生きていく
それでいい

でも 君はどうだろう
君にとってはどうだろう


君は何を見ているだろう





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熊野ポーラ
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