四巻が出ていることをSさんちの日記で知り買ってきました。 霊園のそばのレストラン。やっぱり出ましたか。出るとは思っていたけれど。また出ると楽しいかも。 温厚な伊賀くんをおこらせようと、皆がちょっかいを出すけれど、 伊賀くんは道を極めていくばかり。あいかわらず絶好調です。 読んでいると、少女まんが的オチを求めてしまう場面もあるんだけれど 掲載誌が青年誌のせいか、一歩手前で踏みとどまるところが多い。 その感覚が違和感か新感覚か難しいところ。
フラワーズを立ち読みしてきました。(ややネタバレ) 萩尾さんの連載は二回目にして急展開。 『残酷な神が支配する』で疲れた読者の目を覚ますような巧みなストーリーと絵。 異次元の境目が開いたり閉じたりする感覚は健在でした。 絵もすばらしいなあ。やっぱり萩尾さんの漫画を読むことができるのは幸せです。 清水玲子さんの秘密を髣髴とさせるところがありますが、 それも萩尾さんがどう料理するかというところに関心が行ってしまうのは ファンの贔屓目かもしれません。このへんは、もう少しお話がすすんだところで 両者比較して考えるとまたおもしろいかも。 そしてまた、今月号の吉野さんの漫画ともある種共通点があって(犯罪と記憶とトラウマ)、 漫画家さんたちの作品も、時代を映す鏡であることを、思ってしまいます。
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