本屋さんで、目についた本を買う。 『ピアノの森』の新刊は2ヵ月前くらいに出たのかな? 前巻から五年が過ぎて、カイも修平も高校生になった。 修平は留学先で自分の個性を出す演奏ができなくて悩んでいる。 カイは、学校で禁止されているバイトをしつつ、特待生でいるための勉強も怠らない。 カイがクラブでストリップの伴奏をしているのを聞き、 修平は屈辱感と嫉妬と羨望を感じる。 この二人がどんなふうに成長していくかがお話の焦点なんだけれど・・・・ もともとおとぎ話なので、あまりうるさいことを言うべきじゃないけれど、 カイの境遇とか修平の悩みとか、ちょっと作りすぎかなあと思わないでもない。 カイのバイトが学校にばれて退学・・・なんて話にしないで欲しい。
『振袖いちま』 おばあちゃんの古い市松人形が、 もういない持ち主の夢をかなえるため、孫娘をこきつかう・・・話。(はしょりすぎ) 『草迷宮』とか『草空間』を思い出しますが、全然関係はありません。 中学生くらいの女の子に受けるのかな? 全3巻の第一巻しか読んでいないので、判断保留。
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