よしながさんの同人誌の最新作『猫とおじさん』を読んだのだけれど、 あまり読み返さなかった。ひとつ前の『小野は厨房で夢を見る』もそうだった。 連載の『西洋骨董洋菓子店』はあいかわらず絶好調なのだけれど。 どうやら私はコトに至るまでの経過とか、気持ちとか、そっちの方が読みたいらしい。 ただ楽しむだけのお話ならば、名前もストーリーも必要ないんじゃないか、とちょっと思った。 でも楽しむために寝るゲイというほうが、本当(?)なんだろうか。 私が読みたいと思っているのは昔ながらの少女まんがなのかな。
メロディ7月号に新作読みきりが掲載されている。 『愛すべき娘たち』母一人娘一人の家庭に、突然若い男が加わった。 しかも母の再婚相手。ひとり娘はその時どうするか?
よしながさんには珍しいく、この作品にはゲイ関係のお話はからんでこない。 一読して正攻法でぐいぐいと押しているという印象だけれども、 心情描写で終わってしまったのがもの足りない気がする。 これは何だろう?シリーズものだということだから、そのうち何か見えてくるかしら。 吉田秋生さんが、『櫻の園』とか『夢見る頃を過ぎても』を描いたような そんな感じなのかしら?それとも全然べつものか?
ついでに、 『陰陽師』・・・そんなに難解な言葉を使っているわけではないけれど 真の闇についてのお話が、いまいちわからない。 ほろほろとお酒を飲んでいるふたりの方が好きなんですけど・・・・ 量ったりせずに。 『ヒカルの碁』・・・連載再開!ヒカルがかっこよくなった。
|