「BEL.DIABOLICA 2」が到着しました。 3月14日(水)の夜遅くにFAXで注文して、17日(土)午前中に到着。 けっこう早い?代引き手数料は315円でした。
剣と魔法の物語というより、心と心がどんなふうに 触れ合っていくのか、誇りとは何か、本当の強さとはなにか というお話のように思いました。 言葉では説明することが難しいそういうことを 坂田さんは、セリフと絵で伝えることができる。 物語は本来そういうものではなかったかしら。 だからこのお話が、商業誌になじまないということはない と思うのだけど、そういう判断を下さざるをえない 出版状況なのかしら・・・残念。
残念なのは、たくさんの人に読んでもらえないこと。 正規の原稿料が支払われて、きちんとアシスタントさんが 入ればもっと素晴らしいのに。ということ。 バジル氏の連載の頃の、緻密な背景が私は大好きなのだけど、 (多分あれは、波津さんが入ってるのでは) ああいう、画面の密度で見られたらきっと絶句するだろうなあ。
うれしいのは、そういう状況にもかかわらず、 自費出版の同人誌で、描きたいお話を描いて下さること。 約束どおり続編が出版されたこと。 できるだけ平等に購入の機会が与えられていること。 (コミケに行けない地方在住の私にはネット情報はうれしい。 あとはネットにつないでいない読者さん対策かな) 利益は出てなさそうなのに、こういう形で本を読めることは 何よりもありがたいと思う。
・・・というわけで、2巻と3巻を同時に買おうと思っている方も 多いかもしれないけど、2巻を読まずに待つのは ちょっともったいないかもしれない・・・なんて思ったりする。
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