こないだ山のように買ってきた本のなかに、 何冊かひだのぶこさんの本が混ざっていた。 『ブルーインパルス』と『青春スマッシュ』 若木のTCDなので、とりあえずキープしたのだけど、 読んでみて頭を抱えてしまった。
発表当時、読んだ記憶がある。 それなりにおもしろかったから、名前を覚えていたんだろうなあ。 でも、ライバルが靴の中に画鋲を入れる場面が出てきたので よく話のタネにはするけれど、実際にはそういう話は読んでいなかったので あああ、と思ってしまった〜 画鋲をさしたくらいで、靴からにじみでるほど血は出ないと思うんだが・・・・
あ、そういえば、小学生の頃校庭でひとりで遊んでいて、クギのでた板を踏んだことがある。 その時はびっくりするほど出血した。でも、もっと怖かったのは それだけ出血しても、ひとつも痛くないことだった。(足の裏って鈍いのかしら) 泣きながら家に帰ったけれど。
閑話休題。 画鋲をスケート靴に入れたり、ライバルを監禁したり、流氷にのせてしまったり とんでもなエピソードが続くので、ちょっとびっくり。 でも、そういうお話が山とあるなかで、だんだん漫画は洗練されていったのかも と思うと、何だか愛しいのでした。
『青春スマッシュ』も魔球の話がでてきて、『スマッシュを決めろ!』を ほうふつとさせるのだけれど、いい感じの脇役の男の子がでてくるので おもしろかったです。
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