バビロンまで何マイル?
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2003年12月02日(火) 「プロフェッショナル」ということ(2)

 ごぶさたしておりました。何かいろいろあって。
 とりあえず今の派遣先は今年いっぱいで辞めることになりました。言いたいこともむかついてることもあるんだけど、もういいや。今月の後半は有休とって休んでやる。掃除なんかやってやるもんか。
 自分だけの小さな王国で、周りがどう思ってるか気付かないままこぢんまりと威張ってるのがお似合いだよ、あなたは。


 それはさておき。
 このお題、前回は文体だけ小難しいくせに単なる自分語りをやってしまったので(つーかここはそういうのを書き散らす場だったりもするが)、今回はちょっと違う話。(つーか、この文章塩漬けにしてたんだけど使えるようになるとは思わなかった^^;;)

 t.A.T.u.の嬢ちゃん達。勢いはいいやね。私もたまたま彼女たちが出るはずだった「ミュージックステーション」見てたんだけど、タモリの困りっぷりがなかなか面白かった。ミッシェル・ガン・エレファントも悪くないな、ということが分かったし。
 でもさ、「テレビ出演ボイコット」なんてのは彼女たちが初めてな訳じゃない。ラルクが爆笑問題太田の「ビジュアル系」の一言でその場から立ち去ったのは有名な話だわな。
 これが自分たちのライブだったらこんな話はもっと出てくる。GUN'S AND ROSE'S のアクセル・ローズは観客が気に入らないと帰っちゃうし、GLAYだってデビュー直後のライブで一度ステージ降りちゃってるんだよ。(MCに入ったとき、何度注意しても観客が静かにならなかったんで、キレたTERUが引っ込んだんだそうな。これは本人がずいぶん前のインタビューで言ってた。「漢だな」って思いましたねぇ)

 思うにさ、タツーっていうのは「音楽=芸術」という性格が強かったソビエト連邦−ロシアという社会だからこそ新鮮なんであって、資本主義にどっぷりつかった国じゃ、ああいったアピールも「ああ、元気だねえ」という程度の感想しか浮かばないのではないかと。なんか、あの突っ張りぶりが昔のパンクバンドを思わせる。そう、こちらでは「反社会性」すらもはや消費される対象であるのだよ。
 …それに何よりあの「児童心理学者」っつープロデューサーがうさん臭い。なんつーのか、宮台真司(著書を読んで私が唯一「金損した」と思った人)が援交で知り合った女子高生をデビューさせちゃった、て感じがするぞ。

 しかしまあ、彼女たちは「プロフェッショナルの態度」ではない。あれがギミックであるのなら立派なプロフェッショナルだが。

 あれから3ヶ月。日本公演が昨日、今日とあったわけですが惨憺たる状況だったみたいっすね。いくつか画像も見たけれど、ほんとにアレが外タレの公演か?っつーくらい。定価でチケット買った連中はあまりにも哀れだな。おいらはドームでNFLの開幕戦とB'zのライブを見たが、NFLは7割、B'zは満員だったぞ。
 私は2ちゃんの実況スレにずっと張り付いていた(←バカ)んですが、「Zepp Tokyoあたりでやればよかったのに」という意見には賛成。クラブチッタとか渋谷公会堂とかON AIR(なくなっちゃったんだっけ?)とかの雰囲気の方が似合うのに。悪い意味じゃなくてね。
 まあ、これに懲りるか懲りないか。なんだかんだ言ってこれからの動向には注目してしまいそうな野次馬根性丸出しのおいらでございます。


<<今日のひとこと>>
 引っ越したら、今の派遣先が鬼門の方角になっていたことにこないだ気がつきました  ●0点


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