マイニチノヒビ



 リハビリ

3連休であったことを知らなかった。
2日目の朝、彼より早く目を覚ました私は彼を起こし始める。
一番敏感なところ、脇腹、背中・・・・・。
のんびりとした昼をベットの中で満喫しながら、私は考えている。
抱き合うことが嬉しいのは、抱き合い続けることが出来ないから。
唇を重ねるのが嬉しいのは、唇を重ねつづけることが不可能だから。

だとしたら、私は彼との距離を少しだけ離してみる必要があるのかもしれない。
私は不可能なことを望み、苦しんでいるのだ。

「30秒経ったら戻ってきて」
「次は1分経ったら戻ってきて」
「次は3分・・・・・」

少しずつ、リハビリを続けます。

2003年07月23日(水)
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