DAISYCAINSAW

♯ If you open a present before Xmas,

you'll get a scolding from your mother!

日本では大体クリスマス当日に
渡される場合が殆どだからそんなこと滅多にないな…

何かを忘れているなーと思っていたら
アルバム感想書いていなかった。
自己満足…

アルバム全体:
ラルクがラルクで出来る範囲の自由さを
満喫してる作品だなあと思った。
もう聴いてるだけで、にやけてくる…
MUSICAでハイドさんがおっしゃってた
「どんなバンドやねん!」ていうのが凄く判る
吹っ切れ過ぎてどんだけ自由なんだこの人達ってツッコミたくなる
それが嫌だとかじゃなく。
こんなに色々やっていてラルクアンシエルというバンドとしては
全く破綻していない、そんな曲が一つも無い事に
感激しすぎて笑えてくるんだよなあ…可笑しい(笑)
どの曲もシングルでもいいな、と思うくらいポップ。
あれだけ派手なシングル曲に負けないほどに
バラードもハードな曲もすっごく華やか。
そんなのを10曲以上続けて聴くと…結構疲れる!
ずっとテンション張り詰めっぱなし(笑)
その疲れが苦じゃなくて喜びなんだよなあ…(真顔)
多分こんなに振り幅が広いバンドとは
立ち位置やジャンルや趣向が一切被らないような
バンドの音を好む方々には私のようなファンが
かなり奇妙に見えるんだろうな…(笑)
インタビュー等でKISS制作時は
メンバー間のコミュニケーションが多かったというエピソードを
良く見かけるけれど、多分それとは
かけ離れたバンド内環境だったかもしれないなと
勝手に思ってるREAL(笑)が私の中の
ラルクのアルバム・ベスト3に入るくらい凄く好みでして
「どんな状態でも作品を生み出せるこの人達はおかしい…!」
と密かに変な萌え方してます。
その時はその時で色々苦労が有ったり
今同じ事をしたとしても、もう全く違ってくるかもしれない
けれど、状態や環境が良くとも悪くとも
その都度1人1人作品に手を抜かずに
真摯に取り組んでるんだろうなあ。

ココからグチ(not to ラルク/笑)
ソロっぽい曲が有る、ソロでもやってただろう曲が有る
っていう感想を見かけたりするけれど(H●Vで/笑)
ソロでやっていたらやっていたで
そこに他3人のメンバーの演奏・歌声・アイデアは
一切入っていなかったのだから、全く別モノになっていたはず

ラルクの曲として創られたからこその完成形が
聴けて私は嬉しいし、これ以上はないなと思います。

あと、コレを聴いてからSMILEやAWAKEを雑な作品だった
とかいう意見がなんだかなあ。
そこはSMILEやAWAKEのような主にバンドサウンドを追求した
ものが好きか、今作のような色んな手法を入れて
幅広くやっているものが好きかっていう
聴く側個人個人好みの問題であって、作品自体は
毎回メンバーがその時その時にやれる事を
しっかり丁寧に詰め込んでくれてると思ってるので
今回に比べて前作は良くなかったなんて
私は少しも思いませんけれども。
同じアーティストの作品でも、●は好き
△は少し苦手、■は凄く好みど真ん中!
ていうのが有るのは判るけど、アレは何処其処が良くなかった
なんてアーティスト本人よりも
遥かに音楽の知識も技術も少ない一般の人間が
簡単に否定出来ません、少なくとも私には。

一枚の中に多彩な楽曲が入っているものをラルクらしいと
思う方々もいらっしゃるでしょうけれど
それでも今後、全体的にベヴィーなアルバムだったり
7割キラッキラポップな曲がしめてるアルバム
が出ないとは限らない(と思えるラルクがスゴイ)し
どんなアルバムでもラルクがバンドとして
順調な音楽活動が出来ているのならば
毎回驚きや感動を曲から受け取れるんじゃないかなと
思いますですええはい…(書き過ぎて疲れた)
2007年12月10日(月)