弱Sonファイブ

■2003年05月29日(木) 六本木ブルジョア派。


労働の本質は

対費用効果である。

それが望めないものは

すべて自己満足である。



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という話は置いといて、

週末は

昔家庭教師していた生徒が

イギリス留学するとのことで

六本木の割烹で行われた

送別会に行って来たわけさ。

来てたメンバー

代表取締役ばっかり。

そこへ仕事で少々遅れて

加護さんが行く。


「加護です」


生徒の親御さん(この人も社長)には


「加護ちゃん、来たか!」


とか言ってもらえるんやけど、

他の人にとっては

「コイツ誰?」状態。


「彼の家庭教師やってたんですよ」


「ほう、どの教科を担当されてました?」


「恋愛学とかですねー」


「ハハハ、恋愛学ですか?」


「個人的には
 先月彼女にふられましたけど」


というわけで、


ちょっとアレな人
というカテゴリーで



仲間に入れてもらえた。

周りを見ると

留学先で生徒のお世話する人は

留学の見積もりを出してきて

親御さんに何か

いっぱいしゃべってた。

そんで生徒には


「厳しい勉強が待ってるから
 生半可な気持ちで
 (イギリスに)来てはいけないよ!」


って檄を飛ばしてた。

加護さんは刺身食いながら

生徒に


「で、何やったんや?」


って聞く。

金持ちのボンが急に留学するときは

日本で何か

やらかしたからに決まってる。


「うーん、
 人生ってうまくいかないね」


とか言うわけだ。

21才で人生をまとめられたら

28才の加護さんは

7年もまとめの外を

やってることになる。

...

コレ?って言いながら

小指を立ててから

ハラをふくらませるゼスチャーを

テーブルの下でやった。


「なんでわかるの!」


と言われたが、

7年もまとめの外をやってると

わかることもあるわけよ。


「で、何週や?」


「ギリギリ12週まで
 粘ったんですけど...」


「誰が説得できへんかったんや?」


「僕が両親を...」


なるほど。

何で加護さんがここに呼ばれたか

わかった。

それにしても

ひれ酒ってうまいな。

つまみがいらない。


「もう、うちのは甘くて甘くて、
 外国で誰にも頼らず生きてこいって
 言ってるんですよ」


とは親御さん(母親)の弁。

彼女はそういうこと言うけど

実はこの人、

話のわかる人だ。

そもそも生徒の家庭教師候補は

複数いたんだけど、

加護を選んでくれたのは

この人だ。

今になって加護を選んだ理由を

聞いてみると、

最初の授業で

他の先生は教科書を開いて

一生懸命やってたのに、

加護は教科書も開かずに

生徒に一生懸命

給食の話をしていたから

おもしろかったのだそうだ。

...

そんなことはもう覚えてない。

ところでこの人とは

生き方の話とかもする。

将来起業したい話をすると、

会社起こすのもたいへんだけど、

社長夫人も

ホントたいへんなのよ

みたいな話をしてくれた。

そんなにたいへんなら

やらなきゃいいのに

って言うと、

たいへんだけど

起伏がすごくてもう、

退屈しなくておもしろいよ

って笑いながら言われた。

そんな彼女の今年の誕生日に

親御さんがプレゼントしたのは

アルファ・ロメオ156。




http://www.alfa156.jp/



金持ちはすごいね!

加護さんなんか誕生日に

彼女に車

つぶされたことあるけどね。

なんて親御さんに話してると


「ほい、首都高でも行ってきなよ」 


と言って

アルファのカギをもらった。

国際ライセンスを持つ生徒は

にっこり笑って


「加護ちゃん行こうよ」


と言った。

そこから明け方まで生徒と

金曜夜の首都高をグルグルしてた。

改造してあるスカイラインと

張り合って

時速200キロ近くで

どアンダー出しながら

コーナリングを繰り返したとき、

お酒弱いのに

ひれ酒グビグビ

飲まなきゃよかった

と加護さん死ぬほど後悔した。




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