弱Sonファイブ

■2002年12月17日(火) 月曜日、加護さんは明らかに頭がイカれていた。


月曜日、

加護さんは明らかに

頭がイカれていた。

イカれすぎて、

頭がイカれていることにすら

気づかなくて、

とにかく頭から

煙が出そうだった。

...

リコちゃんが

彼氏と別れたばかりと

いうことだったので、

気晴らしに

メシでも食いに行くべってことで、

平日の昼の渋谷に行った。

平日でも変わらず人は多く、

活気がすごい。

こころなしか

リコちゃんの表情も

明るい。

リコちゃんは

マンガ喫茶に

ほとんど行ったことがない

とのことなので、

おいらの行きつけのマンガ喫茶に

連れて行ってあげた。

おいらはそこで

今密かにハマっている

愛しのアイリーン

というマンガを読んだ。

これをあなたに薦める気は

まったくない。

マニアックなので、

読まない方がいい。

リコちゃんは

なにやらいろいろと

やっていたようだ。

人には人の

やりたいことがあるんだろう。

そのあとは

リコちゃん行きつけの

美容院のおねえちゃんに

デジカメを貸してるとのことなので、

代官山の美容院に行った。

途中、通路の天井一面に

イルミネーションが敷き詰めてあって、

これを見ながらヤクったら

そうとうぶっ飛べそうだと思った。

美容院のおねえちゃんは

おしゃれな人だった。

リコちゃんがおいらのことを

近所で知り合った人と言っていたのが

なんか笑えた。

そっからアウトレットのお店に行って

アイスベールとコレクションテーブルと

クラッカーを吟味していたそのとき、


あれ、何でおいら
こんなトコで
机とか見てるんやろう?



と思った。

家に帰ってから

リコちゃんと

野生化した凶暴生物に

ついてのテレビを見て

こわっ!とか言ってるとき、

思考の積層から

意識が雪崩をおこしている

感覚にとらわれて、

ちょっとクラクラしていた。

リコちゃんを見送った後

もう限界、

このままでは

明日にひびくと思い、

ダウンタウンマニアの

キャバクラねえちゃんに打電。


なんかいろいろあって
頭から煙がでそうや、
話聞いてほしいねん。
今日って出勤してる?



返事。


コペンハーゲン帰りで
今日本語があやふやなんだけど...
出勤?
そうねえ、
しているような
していないのやら...









...







加護は死んだ。




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