弱Sonファイブ

■2002年11月29日(金) 不倫の恋で苦しむ女たちという本を読んでいる。


不倫の恋で苦しむ女たち

という本を読んでいる。

別に今、

加護さんが

不倫で苦しんでいるわけでは

ないんだけど

なんで手にとって

しまったのだろうか、

自分でもよくわからない。

不倫というものが

良いとか悪いとか

そういうのは

そんなに興味がない。

でも不倫の絶対的な法則を

加護さんは知っている。

それは、

不倫の当事者であるかぎり、

不倫の恋自体は

その当事者自身には見えない

ということだ。

つまりこういうことだ。

不倫をしている男。

不倫をしている女。

その男女を形作っている

不倫という存在。

この3つがあったとして、

それぞれが

どうしようもなく黒い布に

覆われていて、

当事者が覗き込もうと

すればするほど、

ますます布で覆われる面積が

大きくなっていき、

結果的に

当事者が見えている

面積が目減りしていく。

ひどいもんだね。

でももし自分が

神になれるなら

たちどころに黒い布を振り払い

これらすべてを

瞬時に見ることができるんだと

強く信じている。

強く強く信じている。

それを想像すると

身震いがする。

...

男でもあり、

女でもあり、

不倫という存在自体でもある、

という視点とは

どのように構築されるのだろうか。

それぞれを2次元で足し込んで

差分を引けばいいのだろうか。

それとも3つの2次元世界を

ねじれの関係に配置すれば

いいのだろうか。

それとも空間に点をばらまいて

その点に

男は青、

女は赤、

不倫という存在は緑、

みたいに色をつければ

いいんだろうか。

そんなことを考えながら

快楽の鎖につながれて

やせ細っていく味を

自分は知っている。

その味が

甘いのか苦いのか、

それを司る

「絶対的な」さじ加減は、

いったいどんな分量なのか、

そんなものとかも

残念ながら

加護さんにはわからない。

だからぜひ

神様に聞いてみたい。

そしてついでに

報告しておきたい。

あなたの創った

「感じる」という気持ちが、

結婚という

人の作った英知の歯車に

締め上げられたとき、

やせ細った体は

声にならない痛みに

小さく泣いていたよ、と。




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