MUSIC春秋
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 2011年01月30日(日)
静かに静かに

初めての駅で降りるのは
今年2回目です。

いきなりでっかい。

街路樹が松!

これ撮ったこと
あったっけ。

350人のホール。
本日満席。

帰りもでっかい。


年明けのボトムラインから始まった、
怒涛のライブ月間「狂気のジャニュアリー」も、
6本目の今日がいよいよ最終。
栗コーダーのホールコンサートに行ってきました。
最前列ほぼ真ん中、生音混じりの近さ。

「音楽は 胸で聴くもの」という話は
ずいぶん前に書いたことがありますが
(誰も覚えちゃいねえことと存じます)
この近さのおかげなのか
今日は本当にダイレクトに胸に響きました。
冬を意識した選曲のせいもあったかもしれません。

優しく美しい、ギターの音
落ち着いて安定感のあるチューバのベース
温かみのあるソプラノサックスや
哀愁溢れるソプラノリコーダーのメロディーが
このところざわついていた私の心を
ゆっくり降り積もる雪のように
穏やかに鎮め
温かい飲み物が用意された暖かい部屋に
招き入れるように包み込む。

音そのものが
感情を持った生き物のよう。
それは音楽が
人の胸から生まれて人の胸に届くから。
演奏が次第に高ぶればそのままに高ぶる心。
破裂してしまいそうで
思わず右手で胸を押さえた。

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はっ。いつの間にポエムに。

と、浸りっぱなしにしてもらえなかったのは
無音の間が出来るや否や「んあー」とか「えぎゃー」とか
小さいお子さんの声が必ず聞こえてくることと、
その度に集中力やリズムを崩され
イラッとくるのを抑えて無理やり笑いにすり替えようと
がんばる栗原氏にヒヤヒヤさせられたおかげでありました。

名古屋市主催の企画だし
広報のプロフィールに「ピタゴラスイッチ」の文字が載れば
小さい子供を中心とした家族連れが集まるのは
当然のことだと思います。
それが嫌な人は得三に行けばいいでしょってことに
なるんだろうけど得三も好きだけどホールでも聴きたい
欲張りな私はじっと我慢したのでした。

さて
「狂気のジャニュアリー」が終わり
手元のチケットは全部はけてしまったので
これで当分おとなしく・・・と思ったらロビーで
なんかチケット売ってる。なになに?
小原孝“生”弾き語りフォーユー?
すいまっせーん、これ一枚くださーい。

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文化小劇場芸術三昧シリーズ―中村区―
栗コーダーカルテットコンサート
in 名古屋市中村文化小劇場

■セットリスト

 第一部
静かに静かに
カムアゲイン
午前3時の植物園
遠くの友達
泣くなよスノーマン
冬景色
ボンネットバス
カントリーロード
鉄腕アトム
アパオの海外出張

 第二部
アイネクライネナハトムジーク
亡き王女のパヴァーヌ
ショパンのエチュード「蝶々」
火男
小組曲「ピタゴラスイッチ」
 1.ピタゴラスイッチのテーマ
 2.ピタゴラ装置のBGM
 3.スーの登場のテーマ
 4.テレビのジョンのテーマ
 5.ジョンにズームアップ
 6.今日のトピック
 7.エンディングテーマ
かんちがい
つみきのいえ
光ノトキ
川口くんのおすすめトラッド1&2
うれしい知らせ
ワンダフルデイのテーマ

 アンコール
リンゴントウ
おじいさんの11ヶ月

★アパオとおじいさんの時必ず手拍子が起こるのは
名古屋だけのお約束?
他県で観てる方いらっしゃったら教えて欲しいです



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