MUSIC春秋
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 2009年10月17日(土)
温故知新

栄、もうすぐ雨。


友人が出演すると聞き、
伝統芸能のイベントに行ってきました。
観客の年齢層の高きこと山の如し。
民謡に甚句、踊り筝曲落語狂言・・
3時間超の長丁場で眠くなったりお尻が痛くなったりして
むずむず動いたら周囲のお客さんに迷惑、と思い
ガラ空き2階席の一番前でゆったりと観賞しました。
どんなのが出てくるんかな?と
ドキドキしてるところへ
とにかく最初の出し物「神戸節」が、女性の高音で
♪そいつはどいつじゃ、どどいつ、どいどい〜
と歌う、インパクトの強い民謡でございまして、
笑ってもいいものなのかどうかよくわからんけど
この曲のおかげで不安と緊張がすっかりほぐれ、
その後意外にも眠くなることはなく
楽しく興味深く観賞させていただきました。
休憩を挿んで友人が出演する
“邦楽ミュージカルセッション”は
歌舞伎(日舞)と洋舞の融合が斬新・・なはずなんだけど
それっていつもWAHAHAでやってることなので
見慣れちゃってて、足の高さや姿勢の美しさに
普通に感心しながら観ました。
(慣れていないので見どころがわからない、とも言う。)
友人の歌舞伎と共演した洋舞のダンサーは
以前新聞のグラフに載っててすげえ!観てみたい!と
思っていた三代真史氏。思いがけず生で拝見できる機会に
恵まれて幸運でした。
総合的には、笑いの要素を含む明るい演目が多く
飽きることなく楽しませて頂きました。
名古屋の伝統文化は笑いが基本、と。

この公演があったホールがあるナディアパークは
国際デザインセンターが入っているビルなので
終わってからビル内をキョロキョロ見ていたら
立派なパンフレットをもらいまして
それで初めて知ったんですが
この日は名古屋中いたる所で
デザイン祭をやっていたんですねえ。
前もって知っていたらもう少し遊べたんだけど・・
せっかくなので
矢場公演のクリエイターズマーケットだけぶらついて
携帯にヘナアート描いてもらったら
曲がっててやや失敗。



名古屋市民芸術祭2009主催事業
語り継ぐ「賑わい」
/名古屋市青少年文化センター アートピアホール

<第一部>
「街道をゆく」
(民謡・踊)
 藤本邦楽学園 蟹江尾八会 豊味澄会 民謡山崎会
「御城下では」
(相撲甚句)三河相撲甚句会
(辻講釈)立川平林
(箏曲組歌)箏曲みどりね会
(狂言)井上靖浩、佐藤友彦ほか

<第二部>
新邦楽ミュージカル・セッション
 名古屋むすめ歌舞伎、三代真史とジャズ舞踊団、しばいあづま組
 新邦楽アンサンブル



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