MUSIC春秋
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 2009年06月07日(日)
つながり

トンネルが見えてきた。


▽朝10時、親のママチャリでとろとろと
 スーパーへ買い物に。ものすごい混雑。
 見たことも無いようなレジの列の長さにへとへと。

▽食後は昼寝。

▽午後2時、レイダックで駅へ。
 JR高山線で美濃太田へ。車窓の緑が美しい。

▽午後3時、旧知の楽器店に到着。
 薄暗い店内で缶ビールを頂く。
 店主とサシでゆっくり語り合うのは何年ぶりか。
 生き方を褒められる。
 根拠はわからないが悪い気はしない。
 語られる夢は20年以上前に聞いたのと同じ。
 しかしそれはすでに実現していると私は思う。
 
▽午後5時、ほろ酔いのまま近くに住む友人の車で夕食に。
 肉味噌のパスタ。サラダのきゅうりを食べてもらう。
 来週からいよいよペルーへ行くそうだ。
 もう行ってきたのかと思っていた。

▽午後6時半、知り合いの書店まで送ってもらう。
 本日のライブ会場である。書店でライブとは奇抜。
 すでに席は大体埋まっていたが、いつもの客層と違う。
 大半は店主の知り合いのようだった。
 狭いスペースにきちきちに並べられた椅子。
 隣の席と密着していてかなり窮屈。

▽午後7時、ライブスタート。
 隣のおじさんがクチャクチャとガムを噛む音が非常に苦。
 カラの紙コップにガムを捨てるのを見てホッとした
 次の瞬間新たなガムを口へ。もうダメだ。
 耳元の不快音に、ライブにまったく身が入らず。

▽午後8時過ぎ、休憩に入る。
 ライブスペースの外側に立っていたおじさんに
 声をかけられる。誰だっけ。
 おっと、25年来の知り合い、地元の楽器屋のお兄さん(元)。
 「隣のおじさんのガムの音がうるさくてさ〜」と
 泣きついているところへ本人登場。「やあやあ久し振り」。
 やべえ、これまた知りあいか。
 注意してもらうわけにもいかず、
 変わってもらう席も無く、諦めの後半突入。

▽後半も絶え間なくガムを噛むおじさん。
 片耳を、耳たぶを折って塞ぎ耐える。
 そこが本屋であろうと
 観客のほとんどがSHO-TAを知らなかろうと
 SHO-TAのシャウトは絶好調。
 ツアーの最終日だと、シェリルクロウの歌の
 ♪feelin' fine の所の回数が多い気がする。

▽午後9時45分、ライブは成功、
 皆さん打ち上げに参加するのか誰も帰らないけど
 私は電車の時間がやばいので
 店主に声をかけ、楽屋へ入れてもらう。
 笑顔の二人に
 「駅のケッタ置場が閉まってまうもんで帰らないかんで。」
 と言うと「ケッタ置場!」と大ウケ。(SHO-TAは名古屋出身)
 握手でお別れ、と思ったらSHO-TAがハグしてくれた。幸せ。
 
▽午後10時。
 今日会った友人達とのつながりの始まりについて
 そして時と距離を隔ててもつながっている理由について
 思い出したり、考えたり、味わったり、誇ったり、
 感謝したりしながら電車に揺られて帰る。  
 



tamKore /DVD発売記念TOUR
in 美濃加茂 珈琲ワンダーランド(丸圭書店内)



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