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2007年08月26日(日)
疾走

今月最後のライブはまたクアトロ。 杉鉄のレコ発リサイタルでした。
SOLD OUTになったらしいので200人ぐらいかな。 この所、動員が伸びる一方です。 「あんまり有名になると寂しい気持ちになるんじゃない?」 とよく言われるけど、 いや別に。
最初のリサイタルから通っていることを 二人がわかっててくれてるから別に寂しくない。 有名になってもあの二人はたぶん変わらないと思うし。 どんなに売れてもB'zになるわけじゃないしさ。 ここは単純に、喜んでいいよね。
それはいいんだけど若めの整理番号を持っていた私に 入場直前になって席取りミッションが。 元からの約束も含め、 1人で7席確保することになったからさあ大変。 (つうかそれルール違反。他人がやってたら睨む。) 椅子の上に置くものが足りん!と、咄嗟に 入り口の脇のラックにあったフライヤーを適当に掴んで すばやく入場、更に電光石火でドリンク券を引き換えて 椅子の上に投げるは フライヤー、チラシ、ビール、 カーディガン、手拭い、かばん、自分。はい7席。 周囲に気が咎めるなーと思いつつ、 さっき掴んだフライヤーをパラパラめくったら 気になっていた「酔いどれ詩人になる前に」の 記事が載っていてラッキー! きっとご褒美ね。(バチが2倍当たるぞ)
さて、絶好調の二人は 乗りに乗って喋る喋る、 ちょっと喋り過ぎ。 鉄道の話は今回の作品のテーマだからいいんだけど 2時間あったらもっと曲が聴きたかった。 でも鉄マニの本領発揮のコアな話を 生き生きと語るのを聞いて (専門用語にはさすがについて行けないけど) プロになるほどの演奏家は やっぱり凝り性なんだなと思いました。 その道を極めるまでには1つの曲を 何度も何度も繰り返し練習したり掘り下げたり、 そしてプロとして人に聴かせるには更に アレンジしたりアレンジを変えたり アレンジを変えたりアレンジを変えたり しなければならないんだもんね。
というわけで 今までのリサイタルでやらなかったのは1回だけだから えーと、何回?わからん。 何回聴いたか何回弾いたかわからんリベルタンゴも また進化して、初めて聴く時と同じトキメキを もたらせてくれました。
それから、幼稚園児の前でやったら大合唱されて そのテンポが遅いから合わせるのが大変だったことを ネタにしてその再現として ハンガリーたらこキューピー舞曲をやったんですが 急激に遅くしたり速くしたりしても アンサンブルが崩れないのは流石で ネタといいつつ、実は難易度の高い作品ではないかと 勝手に思いました。 いや今、人とテンポを合わせるのほんとに大変なので。 いろんなシーンで。
そして帰りに次回公演のチケットを買ったら 財布がすっからかんになってしまい (かろうじて地下鉄代200円のみ) CDが買えなくなったので、 そそくさと会場を後にしました。 トイカ持っててよかった。
「電クラ」発売記念ツアーin 名古屋/杉ちゃん&鉄平 名古屋クラブクアトロ
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