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2007年07月11日(水)
セクステット
 | 昨日の写真のノートリ版。 |
栗Qは得三で聴くのが楽しかったんだけど ついに客が入りきらなくなって 今回はボトムライン。 ボトムラインの 別世界を作り上げる照明は好きだけど 栗Qのステージにはちょっと コントラストが強すぎると思った けどすぐ慣れた。
今回もステージには楽器がいっぱい。 特にゲストの2人は 楽器の要塞に埋もれる、ひょろ長い仁王像。 (ステージの後方、両端にいた) 職人のように黙々と グロッケンを叩きながらカズー、 バスドラを踏みながらギタレレ(ギターだったかも) トライアングルに鳥みたいな笛に ほとんどは名前のわからない楽器を 次々に持ち替えて、ほんとに忙しそう。 こんなにゴージャスにやっちゃうと 次からまた4人に戻ったら寂しくなるけど メンバーも客も半年もすれば忘れるだろうって。 ほんと?私結構覚えてるかもー。
栗原氏は難しい曲を 「これは難しい。大変だ。」と わざわざ発表して、大変そうに演奏する。 そんなに難しい曲作らなければいいのに。 と一瞬思ったけど、いや、そうだった、 難しい曲ほどうまく弾けると気持ちいいんだった。 アンサンブルならなおさらね。
ゆるゆるでほのぼのした印象が強い栗Qだけど 複雑に絡み合ったアンサンブルは 実はスリリングでエモーショナルだったりする。 強く足踏みしたり眉を激しく動かしたり そして曲の終わりに笛の先をタクトのように くるりと回して合図を出す所・・・そして ゆるくてぐだぐだな中にも知性が垣間見えるMC。 部屋でCDを聴くのもいいけど 生ならではのお楽しみがたくさんある栗Qは やっぱり 断然ライブがおすすめ。
栗コーダーカルテット 笛社会リリースツアー ゲスト:夏秋文尚、イトケン / 今池ボトムライン
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