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2006年10月07日(土)
突然登る馬鹿
「いい天気だからどこかに行きたいねえ。」 軽い気持ちで送ったメールだった。 「金華山に行きたい。」 「じゃあロープウェイに乗ろうか。」 「いいよ〜。」
しかし、 遠く関東地方では嵐が吹き荒れたというこの日、 ロープウェイは 強風のため休止中だった。
 | 「どうする?」 「ちょっと散策しようか。」 |
 | 足を踏み入れたのは 登山道のひとつ「瞑想の小道」。 趣あるネーミングだと思ったら 格言の看板が所々にあるからか? な〜んだ。 |
 | 鳥の声がたくさんする〜♪ メジロちゃん撮れた。 |
 | あんな小型犬まで登ってくよ。 「このまま上まで登らない?」 ええ〜マジで? |
 | なんかすごく不安なんですけど。 |
 | でももうこんなに登ったのか。 行けるかなあ。 行ってみようか。 |
 | 木の根っこが階段になってる。 こ〜れは昼休みに登ってる山とは かなり様子が違いますよ。 あそこは石畳だからさ。 |
 | 「もともと地上に道はない、だって。」 それはそうかもしれんけどさ、 町の子だもんワシ。 |
 | 山の裏側に来たらしい。 空気の色が違う。 年季が入った森の空気。 |
 | 長良川が見えると嬉しい。 でも実際の現場は 強風で怖いんですよ。 それでピントを合わせる余裕がない。 |
 | スゲー天然の大杉スゲー。 そしてこの斜面を ロングスカートにショートブーツで スタスタ先に行く友人スゲー。 ワシもうへろへろで 倒れそうなんですけど。 |
 | 風の音がすごくてもう 鳥の声なんて聞こえません。 苦しいよう。心臓が肺が足が。 なんだろこの写真。 もうわけがわかりません。 |
 | ひーひー言いながら ビューポイントとやらで休憩。 もう嫌だ帰りたいけど帰れない この高さ。 |
 | 「がんばって、ほら見て、 お城まであと少しよ。」
ゲゲー!まだあんなに遠いの?! |
 | 手も使わないと登れない ような岩場が続く。 これのどこが「小道」なんですか。 瞑想なんてしてたら落ちるし。 頂上に着いたら絶対 ソフトクリーム食べる! |
 | 着きました。 1時間以上かかった。 強風で息が出来ないよう。 西から天気崩れてるよう。 もしまだロープウェイが 動いてなかったら もう帰れないよう。 |
 | 南はまだスカッと晴れて 名古屋まで見える。 ほら、あれが JRセントラルタワーズ・・・って このアングル前にも載せてるよう。 (強風のため半泣きで撮影中) |
 | 東はひつじ雲。 90度違うと景色も空模様も 全然違うのよ。 |
 | スジャータのマロンアイス。 「おいしいね。」 「おいしいね。」 「なんでこんなことになったのかね。」 「なんでこんなことに なったのかしらね。」 この後みたらしだんごも食べました。 |
 | 帰りはロープウェイ動いてて ほんっとうによかった。 (砂袋がいっぱい積んであった) 「速い〜!あっという間に降りるよ。」 そりゃロープウェイだからね。 |
 | ああよかった生きて帰れて。 登る前に見た時は なんとも思わなかった ふもとの土産物屋のリスが 何故かとてもかわいく見える。 |
 | その後、 街で二人それぞれいくつかの用事を 予定時間通りに無事済ませ、 ほっとして家に帰る途中 大きな虹を一緒に見ました。 |
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