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2006年09月18日(月)
絶滅危惧種
 | しらかわホール外観。 かっこいい〜! あっ、この模様ピアノの鍵盤か 今気付いた。 |
 | 内観。 明るくて美しい。 |
オルケスタ・アストロリコの チケットプレゼントに当選したので しらかわホールに行ってきました。 (応募者全員当選かもしれない) バンドネオン奏者が5人もいるタンゴの楽団です。
せっかくなんで蛇腹の扱いを勉強しとこうと バルコニー席の手すりにしがみつき オペラグラスでネオンばかり凝視しておりました。
以前にも書いたと思いますが タンゴのコンサートは客の年齢層が極めて高いです。 高齢になってもホールに足を運ぶほど 熱心なファンが多いとも言えます。 私が生まれる前に タンゴが流行した時代があったのだそうです。
私などはいまだにタンゴが身体に馴染んでいないので 若いネオン奏者達のアンサンブルによる 日本の唱歌「しゃぼんだま」が 一番気に入ってしまったりする始末。
しかし演奏者はそれほど高齢化しているわけではなく メンバーの半数以上は2〜30代のように見えました。 タンゴの心とテクニックは若い演奏家がこの先も 引き継いで行くとしても、観客は? 重要なのは観客でしょう。 観客が絶滅してしまったら 演奏会が出来なくなってしまうのでは?
小松亮太のライブには若い人も足を運ぶけど その人たちが老舗楽団のコンサートにも 行くとは思えないし。なんとなくだけど。
演歌についても同じこと。 2〜30年先には音楽の世界はガラッと変わってしまったり するのでしょうか。 さらにまたその2〜30年先には へヴィメタルも絶滅してたりして。
当たったチケットで行った人が何を偉そうに。
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