MUSIC春秋
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 2006年02月26日(日)
雨の休日

::: 午前 :::

県の小中学生作曲コンテストの
優秀作品を紹介する番組を観た。

先日の収録をスタジオの上からこっそり覗いていて
(仕事しろっつうの)
スタッフ一同いたく感動したので
オンエアは絶対観よう、とこの日を待っていた。

汚れを知らぬ子供の作る音楽は素晴らしかった。
まだ7つそこそこの女の子の作った歌は
キャッチーで覚えやすく
つい口ずさんでしまうし(振り付きで)
声変わり直前の男子の作った歌のサビには
心の琴線をぎゅっと掴まれ
女子中学生の作った曲はこれまた美しくどこか切なく
そしてその友人が奏でるリコーダーの響きは
清らかなのにエモーショナルで
思わず涙がこぼれそうになってしまうほどだった。
私がアンサンブル結成の折には
是非コピーさせていただきたい。
あんなに綺麗な音は出せないかもしれないけど。

最近の若い人が好きな
レゲエなんだかHIP HOPなんだかようわからん音楽には
まったくついて行けなくてもうだめじゃ、
と思っていたけど
こういう若い(極めて若い)才能が育っているということは
日本のミュウジックシーンの未来もまだまだ
希望が持てるのではないだろうか
って何を偉そうに。



::: 午後 :::

友人とほぼ一年ぶりの再会。
雨が降っていたので電車で街へ出た。

一年ぶりだから、とか
次はいつ会えるかわからないから、とか
特別な気負いはいらない。
ご飯を食べて
お喋りして 歩いて
かわいい雑貨屋さんをのぞく。
何でもない、短いひとときが
あとから思い出す時
特別な想い出になる。

花と輸入雑貨のお店で
ヒヤシンスを買って帰る。



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