沈丁花

♪サザエさん一家／宇野ゆう子

しだれ梅散って

沈丁花咲く。

沈丁花の香りで思い出すのは
家を建て直した時のことです。
親戚の家に身を寄せて数日後
自転車に乗って家に戻ったとき
そこにはもう家は無くて
沈丁花の香りがしていました。
両親は引越しの疲れで高熱を出し
一週間も寝込みました。
まだ昭和の年の
3月の2週目でした。
今だになぜか
夢の舞台が家庭の時はいつも
私がいるのは昔の家です。


さて
毎週土日が休みというのは
私には初めての経験です。
毎週連休だなんてすごいですね。
前職は休日の多いところでしたが
シフト制だったので
連休はなかなか取れませんでした。
その前の仕事は連休は隔週、
そのまた前は小売業で休日は週１でした。
で、連休なのでどうしたかというと
昨日は思いっきり寝て
今日は自転車のタイヤに空気をぱんぱんに入れて
インコの餌を買いに行きました。
それだけ。
街には、カメラを持った人が何人もいましたよ。
廃線になる路面電車を撮りに来た人たちでした。
結局誰にもどうすることもできなかった路面電車。
写真撮ることぐらいしかできないもんね。
また、お別れの思い出が３月にひとつ。

さ、明日からまた仕事。

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