幸せってなあに

♪Build／The Housmartins

大通りを行く 路面電車。

2両編成。 連結部分が丸いとこが なんとなくかわいい。 客が少ないのは発車前だから。

柳ケ瀬商店街。 を撮ろうとしてほとんど失敗。

金華山と長良川。

忠節橋。

市外に家を買った友人の所へ
遊びに行きました。
今月いっぱいで廃線になる
路面電車の沿線だというので
写真をいっぱい撮ろうと
張り切って行きました。
廃線になるぐらいだから
乗客も少なくて写真も撮り易かろうと。
ところが上の写真を撮った橋の先、
単線に切り替わって市外に入る辺りから
たくさん人が乗ってきて
撮影ができなくなってしましました。
田舎の風景や「尻毛駅」の駅名や
小さい駅舎なんかも撮りたかったのに。
でもこれが最後のチャンスだから
帰りには多少恥ずかしくても
がんばって撮ろうと思ったのですが
いざ帰る時になったら友人が
「JRの駅まで車で送ってあげるよ。」
と言ってくれたので
断りきれず、JRで帰ってきてしまいました。
またの機会が無いというのに
なんではっきり断れなかったんだろう。
少しでも友人と一緒にいたい気持ちの方が
勝ってしまったみたいです。
で、なんで
車窓の写真が撮れないほど乗客がいるのに
廃線なんでしょうね。

話は変わって。

友人は私の同級生で
子供3人夫1人の、今は専業主婦です。
住んでいた中古の一戸建てを売り
新築の太陽光発電オール電化の家を
昨年購入しました。
かつて20代後半の頃に私達はお互い
数々のお見合いを繰り返した、同士でした。
それが今ではこの違い。
色々ありながらも着実に家庭を築いている彼女と
10年経っても何も変わらない私。
負け犬とはよく言った。
この所の求職活動で、30代にしてすでに
老後の心配で頭がいっぱいになったのも
すべて独身のせい。
20代のうちに無理にでも結婚しておけばよかったと
何度思ったかわからない私。
キレイで立派な家を見上げて、ああ惨め。
惨めだけれど羨むまい、
羨ましいけど、口に出すまい、と
思っていたのに・・・。

「羨ましい。」
と言ったのは彼女、言われたのは私でした。

「なんで？羨ましいのは私の方なのに。」
しまった。予想外の展開のせいで
思わず口に出してしまったではないか。

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