MUSIC春秋
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 2004年04月23日(金)
撮影裏話

♪The Lights Are Always Green/The Housemartins

  ごぼうせんべい、くださ〜い。


昨日は、散歩のススメ なんて気取ってましたが
実は結構大変だったんです。

まず、現地まで自転車で約40分。
本当はもっと早く行けるはずなのに
交差点に差し掛かるたびに
ことごとく、信号が全て赤。
これが走りっぱなしよりも結構疲れる。

裏道に自信が無かったので
ずっと商店街を走り続けたら
路肩の違反駐車のために、何度も
車道にはみださなければいけなくて
これがまた精神的に疲れる。

それでも山が近くなってきて
だんだん嬉しくなる。
目的地近くの公園に自転車を止めたら
公園内にはゼッケンをつけた高校生の大群が。
その中をひとりで通り抜けなければいけない。
気温29℃の炎天下を40分も自転車こいで、
ジーンズのおしりが汗でベタベタなのに・・・。
これでまた元気がなくなる。

目的地に行く前に公園内で撮影ポイントを探す。
古い池が見えたので行ってみると
そこには清掃ボランティアの大群が。
なんとなくカメラを出すのが恥ずかしい。
でも撮った。
看板に説明書きがあったので読んでみた。
「関が原の合戦で落城した織田の奥女中たちが
 次々に身を投げた池」・・・
これでまた元気がなくなる。

適当に歩いていたら長良川に出た。
堤防の下に降りて川原沿いの道を
撮影ポイントを探しながら進んだ。
午後2時、そんなとこ歩いてるのは自分だけ。
太陽がじりじり照りつける
コンクリートの上を。
セキレイの声が聴こえるけど
入って行けない草むらの向こう。
もう堤防の上に上がりたい、と思っても
歩いても歩いても、上に上がる階段がない。
あってもその上は他人の家。
まるで悪い夢を見ているようだった。

やっと上に上がる坂に出た。
上がったところは・・・
なんと目的地、川原町。
まるで変な夢を見ているようだった。

しばらく散策と撮影を楽しんで
最初の公園に戻ると
「野鳥の森」という立て札が目に入ったので
行ってみたら、確かに身近では聴けない
鳥の声がたくさん聴こえた。
でも細かい虫がいっぱい顔にたかって
我慢できず、逃げるように森を出た。

帰りは裏道を見つけることができたものの
足が疲れて自転車をこぐのも辛かった。
午後4時、まだまだ暑い。
アイスクリームが食べたくて、
帰ってから食べるために
家の近くのスーパーに寄った。
主婦の買い物タイムに、アイスだけ手に持った
場違いな独身女性ひとり。
・・・ジーンズのおしりが汗でベタベタの。

今度からバスで行きます。



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