2006年10月29日(日) 頼られたかったよまさしくん。

プルプルしながら文庫棚を見てゆくお爺さんが、
今日は「上の棚の本取ってえ」と言ってくれた。

取ります!
取りますとも!!
ふうー。やれやれ。
本当にもう、あのお客さんが脚立に乗るのを見るたびに
今まで私がどれだけ肝を冷やしていたことか。
これからはこうやって頼ってくれるとありがたい。

あー・・・んでもって、色々とお話してしまった・・・うふふ。
やー、もうー、好きだなー。照れ照れ
あのお客さんの為に、必死こいて時代物文庫を店出ししていた午後。
次は一ヵ月後に来てくれるそうだ。
一ヶ月かー・・・その頃にはもういい加減寒くなるけど、
ちゃんと元気でいてくれると良いなあ。
一ヶ月間で、時代物小説をもっと重点的に店出ししとこう。


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バイト先の人に私の本棚を見せたら、
「変わった趣味をしているね」と言われて
思わず「ええ?!」と聞き返してしまった。
言っちゃなんだけど自分ミーハーなんで、
そこそこ有名作しかないと思ってたんだけど。
えー・・・だって・・・けっこう雑誌や新聞の書評を参考にするし・・・
そう考えるとやっぱりそれなりに評価の高いのって事に・・・。

つうか、古本屋で働いている人に
「変わった趣味」とか言われると思ってなかった。
もっとこう「ああ、これ面白いよねー!」みたいな反応を期待していた。
あっちだって漫画の新刊をガンガン大人買いするようなオタクの癖に・・・。
まぁ主として購入する判型が違うからなあ。
あっちは新書版、こっちはB6版かワイドか文庫、あと小説ね。
うーん・・・やっぱり新書版の方が知名度や流通量は多いのかなあ・・・。

つまり、同じオタクでも守備範囲が違うと本棚の中身はまるで違う、と、
こういうことなんですね。
結論としましては。


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友井