今日は、学校帰りに小学生に会いました。 いや、それは別に珍しい訳ではないのですが。
その男の子、ヨーグルトの入れ物で作った玩具を持っていたのです。 とても大切そうに、とても嬉しそうにその玩具を抱えていて、見ていて嬉しくなってしまいました。 自分が作った玩具って特別だよね、なんて。
私もよく作ってたなぁ、と。 作った玩具で遊ぶ事自体は、特に好きな訳ではなかったのです。 やっぱり、買ってきた玩具の方が遊んでいて面白かったし。 ただ、『作る』ことが楽しくて。 空き箱や、広告の紙や、新聞紙。 使える物は何でも使って。 それこそ1日中作っていても、飽きなかった。 1つも同じ物は作れなくて。 それがまた楽しくて。 特別な物を作ったような気がして。
何かを作るって事が大好きでした。 それは今も変わらなくて。
自分が作った玩具で、妹や弟が楽しそうに遊ぶのを見るのが好きでした。 自分が作ったもので、誰かを喜ばせる事ができる。 それは本当に嬉しい事で。
手作りってやっぱり良いなぁ、と思います。
幼稚園卒業の時に貰った、紙粘土の鉛筆立て。 小学校卒業のときに貰った、画用紙のしおり。 誰かが一生懸命作ってくれた、世界でたった一つの贈り物。 誰が作ってくれたのか、今はもう分かんないけど。 まだ大切に使っています。 貰ったとき、凄く嬉しかった。
ありがとう。
これからも、大切にします。
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