2001年05月15日(火) 世界に一つの。

今日は、学校帰りに小学生に会いました。
いや、それは別に珍しい訳ではないのですが。

その男の子、ヨーグルトの入れ物で作った玩具を持っていたのです。
とても大切そうに、とても嬉しそうにその玩具を抱えていて、見ていて嬉しくなってしまいました。
自分が作った玩具って特別だよね、なんて。

私もよく作ってたなぁ、と。
作った玩具で遊ぶ事自体は、特に好きな訳ではなかったのです。
やっぱり、買ってきた玩具の方が遊んでいて面白かったし。
ただ、『作る』ことが楽しくて。
空き箱や、広告の紙や、新聞紙。
使える物は何でも使って。
それこそ1日中作っていても、飽きなかった。
1つも同じ物は作れなくて。
それがまた楽しくて。
特別な物を作ったような気がして。

何かを作るって事が大好きでした。
それは今も変わらなくて。

自分が作った玩具で、妹や弟が楽しそうに遊ぶのを見るのが好きでした。
自分が作ったもので、誰かを喜ばせる事ができる。
それは本当に嬉しい事で。

手作りってやっぱり良いなぁ、と思います。

幼稚園卒業の時に貰った、紙粘土の鉛筆立て。
小学校卒業のときに貰った、画用紙のしおり。
誰かが一生懸命作ってくれた、世界でたった一つの贈り物。
誰が作ってくれたのか、今はもう分かんないけど。
まだ大切に使っています。
貰ったとき、凄く嬉しかった。

ありがとう。

これからも、大切にします。


 < 過去  INDEX  未来 >


友井