「にこにこばかりもしてられない。」
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2001年11月04日(日) 安心する味

ヒゲ君が、回転寿司をご所望。

どうも回転寿司は慣れない。

おすしはお客さんがきたときにとるものだった。
おすし屋さんが出前を持ってくる。
大きな塗りの桶に大人の盛り合わせ。
小さな桶がひとつ別にある。

おじいちゃんとお客さんの分を客間に運ぶ。
お茶をお出しして、奥に引っ込んで、
おばあちゃんと二人で台所のテーブルで、食べるお寿司。
小さな桶はわたし用。
中はワサビの入ってないカッパ巻きとおしんこ巻き。
おばあちゃんの桶からエビだけもらう。
私にとってのお寿司は、ずっとカッパ巻きだった。


回転寿司は、忙しい。
なんだかずっとくるくる回るのを見てないといけない気がして、どきどきする。
お皿の色だってどれが高いんでどれが安いんだかよくわからない。びくびくする。


くるくるくるくる。
あ。
カッパ巻き・・・・・・・。

ぱく。ぽりぽりもぐもぐ。
おいし。

「遠慮せんと、食べや。」
うん。
遠慮してるわけじゃないんだよ。
慣れないから、安心したいだけなんだよ。




・・・・・・遠慮したわけじゃないんだけど、私に勘定渡すの、ずるいんじゃないか?


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