退院後の話、その2

8日9日は普通に出勤して、ダウン寸前だった

昨日の日記に書きましたが
その原因はただの体力低下だけではないと思います。

つまり
私が自分の体調を把握できなかった理由。

神経が切れているから、だと思います。

耳の神経を切られてしまったんですよね。
耳の上部1/3程度と耳の穴の部分は感覚があるんですが
耳たぶのほう、耳の下部2/3と耳のすぐ前あたりは
全然何にも感じないんです。触っても全然わからない。
入院中は、傷の消毒も抜糸も(感覚ないおかげで)痛くなくて
「これはラッキ〜♪」とか思っていたのですが
とんでもなかった。

傷が痛くないので、仕事をしていても体調が悪いことに
なかなか気が付かない。
「大丈夫?」「痛くない?」などと訊いてくれる同僚に
「平気平気」軽く返事をして仕事していたのだけれど
3時過ぎくらいになると なんかこぉ 頭がぼわ〜んとしてきて。
ビニールの巨大風船を頭に被ったような、変な感じ。
くわ〜んくわ〜ん と 鈍痛が襲ってきて
そこでやっと
「これ、もしかしたらちょっとヤバイ?!」

頭痛いような、と同僚に言ったら
「だって耳のまわり真っ赤だよ?熱あるんじゃないの?」

…ああ!!
そうだったんだ?!

首の方が痛いのはただ単に傷が服と擦れるせいだと思ってました。
そうじゃなくて(それもあるんだけど)
傷がもう、全体的に、痛かったのね。
なのに神経がないせいで「痛みに気付かない」んだよね。

ちょっと頭を下げる仕事になると、もうズキンズキンと痛い。
もっと早く気づけよ、自分!(爆)

てなわけで
8日はまだ学校も始まったばかりで仕事量少なかったんだけど、
9日は極端な話8日の倍近く仕事があって
疲れ切ってフラフラしながら帰宅したのでした。
んで
すぐ横になりたかったのに、助けてくれたのは娘一人。

痛さのせいじゃなくて
泣きたかったです。
2004年04月28日(水)

花のもとにて / しっぽ

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