「はい、横になって」

大腸癌検診の「二次検診」を受けるために
予約した病院へ説明を聞きに行ってきました。

健康診断を受けた診療所の先生の説明によると、
「再度検便する」「バリウムを入れる」「カメラで調べる」の
三つの選択肢の中から選ぶ、というような話でした。
(ま、「検便」は「二次検診」には入らないけどね)
説明を聞いて、どちらにするか(「バリウム」か「カメラ」か)の選択をするのだと。
そういう話だと思って行ったのに。
「どちらの方法にするか」という話を聞く日だと、信じていたのに!

名前を呼ばれて診察室に入っていったらいきなり
「はい、そこの診察台に横になっておしりの穴を出して。」
はいぃぃぃぃ?!
おしりのあな、ですかぁ?!
そそそそそんなせんせい、おしり出せなんて、
そんなこといきなり。
ちょっと性急すぎませんか。わたしまだ心の準備が!!
「あのあの、生○中でナプキン当ててますが。」
「あ、どうしても嫌なら今日じゃなくて別の日でも構いませんが。」
(…どっちにしろするんですか?)
「…今日で結構です。」
今脱ぐから、早くカーテン閉めてください、お願い。

「壁の方向いて、膝を抱えるようにね。」
「はい、力抜いてくださいね〜」
…って、先生!! 今力抜きますから、ちょっとまって。
ちょちょちょちょっと待ってってばあぁぁぁ!!

「指で触れる所には何もありませんね。はい、支度して。」
「それじゃ、検査の詳しい説明を受けてってね。」

…ぜぇ、はぁ。
そうですか。ありがとうございました。

いやー。
びっくりしました。いきなりなんですもん。

通常「出す」べき部分から「入れる」のは、精神的にすんごい負担でかいですね。
何たって未体験の気持ち悪さ(苦笑)
いや、お産の時とか「浣腸」はしてますけどね。
指なんか入れられたの初めてですから。
…当たり前だわな、何度も経験してますってんじゃマズイよね(苦笑)

もう、バリウムかカメラか、なんていう話は全くありません。
問答無用でカメラの説明です。

検査前日晩から下剤かけて、当日朝から腸の「洗浄剤」2リットル飲むのだそうで。
2時間で2リットルって結構苦しそうですよね。
私はもともとあんまり水分摂取しないので、想像しただけで辛いです。
しかし二次検診は受けねばならぬ。まだ死にたくないし。
ああ、今年は正月気分もすぐに抜けそうだわ。
予約が6日なので、私の正月は4日と半分であっさり終わりそうです。

初体験の興味はもちろんちょっと(結構)あるんですが
流石に手放しで面白がるわけには…いかないかな。

来年早々ですが…頑張ります。
2003年12月24日(水)

花のもとにて / しっぽ

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