ええ加減にせぇよ!

誰に似たのか、むずかしい漢字を読むのが好きだったり
慣用読みに変に詳しかったりする。

母と、私、長女と下の息子。
中学生の息子は薔薇とか憂鬱とか、すらすら書ける。
(その字を覚える前に日常使う漢字を覚えて欲しいが。)

読めない字に出くわすと、ちょっと悔しくてすぐ調べる。
もちろんしょっちゅう読めない字に当たっては
漢和辞典や広辞苑ひっぱり出して調べているのだ。
調べる割に忘れるのも早いので、
すぐまた「読めない字」が出てくるのだが。

娘から電話が来た。友人からのメールに読めない字がある、と。
なんて読むの?と聞くのもくやしいから教えてよ。

難しい字じゃん!
「獺雲丹」
これ三文字でなんて読むかって?知るか!

「かわうそ」「たつ」「だつ」という読み方があるらしいよ。
獺祭(だっさい)という言葉があるんだってさ。
(そんなの知らなかったよ)
で、それに「くも」と「に」がつくの?知らんよ、そんな言葉!

辞書調べても母に聞いてもわからない。
「かわうそ」「ウニ」別々ならそのままなんだけどなぁ。
悔しいがわからない。友達に教えて貰ってくれ給え。
わからないままじゃ、気になって仕方がないじゃないか。

朝起きたら娘からのメールが入っていた。
「ごめんなさい。」
「友達に聞いたら『かわいそうに』の打ち間違いだった」
( ̄□ ̄;)!!かわうそ・うに!!

2001年12月11日(火)

花のもとにて / しっぽ

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