関羽雲長!

国民文化祭、グランドフィナーレのこと。

ワヤン・クリと京劇が楽しみだったのですが
三國志を上演した京劇が印象深かったです。
ワヤン・クリはラーマーヤナなんだけど
私、ラーマーヤナって図書館で借りたものの
読むことが出来なくて挫折したお話なので(苦笑)
内容が全然わからないんですよ。
どうしても、少しばかり馴染みのある三國志の方へ
興味は行ってしまいますよね。

実際の上演では、舞台の両脇で字幕を流すんだけど
私たちスタッフには見えないんです。
しかもリハーサルはもちろん字幕なんか無いし。
結局登場人物中、誰だか判明したのは関羽雲長ひとりでした(苦笑)

ま、関羽さま、顔赤いですからね。しかもヒゲ。
その上青龍刀持っていらしたし。分かり易いの。
蛇矛があったので、それが翼徳のだと思うんだけど
誰が持っていたのかよくわからないのよ。
肩に虎の顔がついていた(笑)ひとかなぁ〜?

途中、京劇の道具を出すサインを待ちながら
舞台の袖で小さくなっていたら、
何かがふわふわ当たるじゃありませんか。
な〜によ〜、と振り返ってビックリ!
隣に関羽雲長が立って居るぞ!!どひゃーー!!


ちょっと感激(笑)
中国でも伝統あるトップクラスの京劇を見られたし
関羽雲長の衣装に触ってしまったし(触られたんだけど)
でもアクロバティックな演技をする役者さん達が
思いの外年齢が高くて驚きました。
代々役者の家柄、という方が多い劇団だそうで、
そういう伝統芸能だと年齢高めなんでしょうか。
と言っても30代でしょうけどね。
(化粧しちゃうと全然わからないのよね)
身長160cmくらいの、小柄な、少し太め(失礼)な男性が
結構多かったような気がします。
動きは体操選手より凄いんじゃないかな。
これが伝統芸能なんだから、体操だって強いわけだわ!と
ちょっと見当はずれに感心してしまいました。

ひとつ不満があります。
地元のローカル局が閉会式を放送したんだけど
編集するのに、よりによって
関羽のシーンをカットするってどーいうことよ?!
あんまりじゃないかい?!
2001年11月12日(月)

花のもとにて / しっぽ

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