2006年12月04日(月) |
片手にピストル、心に花束(@ジュリー)。 |
2006年の観劇予定終了しましたー。 (と書いてて思い出したが今週末も竜馬伝に行くのだった) (しかもフレッツの懸賞で2枚当選したのだった)
戌年はカッさん星ベルばら特出に始まり、カッさんのお披露目(そしてサヨナラ公演)で締めくくり。 春も夏もカッさんを観たのでずっと「長い」「長い」言ってた気がします。 こないだ前の方で見て、カッさんの顔の造作に今更ながら心底感心。 「あの主役のひとチョー美人」 なんであんなに目がきらきらしているのだろう、びっくり。 タニちゃんもすごい。近くで見ても遠くにいるみたい(顔が小さすぎて)。 宙組の今後はみっちゃん(口紅はピンクすぎるがなんでも出来るイカすひと)がいるから安泰だとおもう。 ショーはトップさんの細部にまで鏤められたビーズ細工や視界を全て覆うデカイ羽根に感動。 宝塚って夢の世界だなあ(しみじみ)。 完全に初心に還ってホーとなりました。 終演後は「これがコムさんが落ちた銀橋かー」と見物し、キャトルをじっくり物色し、ひさびさに舞台写真も買い(コムロ番長関節イリュージョン写真)ホクホクと大劇場を後にしました。
夜は茶会に。 ナマのカッさんはぺらりと薄く、目の色素も薄く(髪だって薄く)スゲー綺麗なひとだった(でも笑い方は明石家さんま)。 以下、茶会話。
【ささら笹舟】 あまりの大変さに「出てないコムちゃんまで(エピソードを)語れる」ささら笹舟公演時のこと。 3役をこなしていたカッさんにはダミーの生徒がついていた。 劇団は顔バレ防止用に「カッさんマスク」を3つ作成することに。 (おもしろい)
著名なマスク職人さんにお願いしたが、どうもカッさんそのものにはならず。 ふにゃふにゃなマスクに青天のヅラを装着しろと言われ、床山さんは「こんなもんにうまくつけられるか!」とキレた(原文ママ)。 マスク職人さんはプライドもあるので、カッさん(足袋を7枚重ね履きするほどに多忙)に「君が顔を描け」と指示。 カッさん、頑張ってマスクにメイクを施すもののなかなか自分に似ない。 (そりゃそうだろう) 紆余曲折あったものの結局マスク案はボツに。
…どこだ。どこにしまってあるんだマスク。 カッさん去りし後は手形と一緒に展示していただきたいわマスク。 経験を踏まえて黒蜥蜴では完璧なマスク技を披露してほしいものです。
【浅茅が宿・新公】 落雷で舞台が中断。花道から出ようとしていたカッさんは降りる緞帳を見つつ「終わっちゃった…」と呆然。 緞帳の中の本舞台で「ぜったいにお客さんの気持ちを繋げないといけない」とむーんとしている檀ちゃんに「女子は強い」と感心したそうな。 (檀ちゃんは微動だにせず集中していたらしいので、のど飴舐めつつぱたぱたやってきて「どうすっかねー?」とか言うカッさんを正直やかましいと思ったはずだ) 檀ちゃんとカッさんのその対比がすごく面白かった。
【総括】 ちゃんと過不足なく話すカッさんは素敵だ。 あのひと、ファンにすごく誠実だ。
しかしコムさんとカッさんが続けざまにいなくなっちゃったら来年はナニを玩具にすればいいんだろう。 まったくなあ、宝塚はなあ。
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