私季彩々
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「一番安いコースを」「仕方なく持たされる」「ほとんど使わない」「・・・・・」張り合いのない客相手に店員も気合が削がれたことだろう。
嫌で嫌でたまらなかった携帯電話を持つことになった。「不便です。」の一言。仕事上のことで持たざるを得ないのだが、なんともあっさり、長年の信念が曲がってしまうものである。
携帯電話が一般的になってかなりになるが、人を直接補足する道具に私は生理的な拒否反応があった。固定電話すら持たない若者が増え、信じられない通話料を平気で払い、しかも掛ける私も同等の料金を負担されるばかばかしさ。その便利さをありがたく思わないものにとっては、無用の負担である。 街中でならまだいいが、キャンプ場や山中まで鳴り響く着信音に会話。無粋の一言で済ませられないほど普及してしまった。それで助かった人も確かに知っているから、所詮道具は使い方なのもわかる。 と、精神的な理由を並べたが、大きな理由の一つは貧しさゆえである。月4000円もの負担増を平気で当然と考える様が私には理解できない。
とはいいつつ、持ってしまったものは仕方がない。自分の番号すらわからず、有り余る機能は説明書の厚さに辟易して放棄、5分で200円の料金請求に驚き、文字入力の難解さに世の人々の優秀さを再認識させられる。かつて、マニュアルが厚くて多機能なほど喜んだ私もおちたものである。本体無料で貰ったのに、こんな多機能でびっくり。カメラはすでに11万画素もあり、私の常用である25万画素に近い。でも、多分使わない。いろいろいじっている間にバッテリー切れでお亡くなり。るるる。
今月は定期的にはらわなくてはならないお金が一気に増える。携帯代もしかり、今まで30分歩いて只で停めていた駐車場も近場に借りて12000円もかかる。ガスの契約も必要。そう考えると、どれだけ節約を心がけたのかしみじみ。一般的に普通に暮らすということは、ランニングコストもまた増えるということで、消費万歳ということでもあるのかな。分子が増えても分母も増える。お金のことだけ見ても、豊かさとは何かを考えさせられる。
ちなみに、携帯には2人しか登録されていない。長年の音信不通がたたっているし、固定電話で苦情のない今までの人々に教える気もないので。となると、ちょと寂しい気もしてくるのが、私も人の子であるというところ。
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