私季彩々
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2002年06月06日(木) 朽木の森

 久々に図書館に行けて幸せです。やっぱいいなぁ。そういうところに住みたいわぁ。

 で、行きつけの森にも足を伸ばしまして。鳥の声でむせ返るような感じ。緑はとっても濃くて、小さな花々はすでに脇役な感じ。蘭が盛りと聞きましたが、サルメンエビネは見つけられませんでした。
 デジカメをもって歩くのですが、いかんせん夕方が多くて光が足りません。フラッシュをたくと間抜けな写真になってしまいますし。去年は300万画素のデジカメを借りていて、それがまた高性能で写りも素晴らしかったのですが、今のは25万画素でパンフォーカス。なかなか厳しい。

 まぁ、そんなことを気にするのは一時のことで、逆光の最中で目を奪われた後に広がる一本道にたたずんでみたり、あまり気を使ってない伐採跡に腹を立ててみたり、この切株持って返りたいな、とかとか、余計なことを考えながら2時間ほど歩いてみたわけです。その間誰にも会わないのだから、独占状態な訳で。これだけ歩いて誰にも会わないなんて、そんなことって滅多に無いなと。

 あまり花は見つからなかったけれど、倒れた木についた苔がなかなか綺麗。蟻がその中でせっせと何かを運んでいたりします。柔らかく朽ち行く樹皮が土に返る第一段階は、思いの外豊かな色彩に溢れております。大人の目、子供の目。鷹の目、蟻の目。はっとする瞬間というのは転がっているものです。それは何も景色だけではなく。目を失っても見えることもあるのでしょう。美しいものも恐ろしいものも紙一重。私にとっては、まだまだ見えないものが怖いという臆病者なのですが、きのこの傘の下で、苔の布団に包まるのもわるくないかも。
 でも、やっぱり蟻サンは怖いからこないでね。

今日の写真《朽木の森》 Home&Photo


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