私季彩々
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テスト中は何度見直しても1+1=3になってしまう。書類は何度見返してもどこかに誤字脱字がある。一欄をとばしてしまう。ここに書いているものだって何度も見直しているのに必ずどこかに間違いがある。 ひとりでやっている分にはたいした問題にはないのだけど、仕事となるとそうもいかない。独創よりも堅実。それが要求されるしそれがチームプレイ。日常的には。 テストを受ける時を終え仕事をする時代となって、私はとても苦労している。つまらない事ができなくて愕然とする。ただ書類を写すこと、数字を記入する事、そういう地道な作業のどこかにミスが起きる。ジャブのようなミスは周囲の雰囲気をどうしても崩してしまう。どうせやるならそれなりに大きい方がやる方も受ける方も復帰しやすい。 私をカバーするために気を使ってくれる同僚がいる。いい顔をして見守ってくれる人。露骨に手元を見つづける人。様々だけどとてもプレッシャーに感じる。尚更ミスが増えるのか、私の手を離れてすぐに指摘がとぶ。自分の性だとわかっていても、腹が立つ。そのあとチェックするはずだったのに、と。 正直一人でやった方がはるかに効率がいい、というかミスも少ない。けれど、そんなことよりもちょっとしたプレッシャーや人の視線にいかに自分が弱いのか、逃げ場のない空間で思い知らされて哀しくなる。”自信”の二文字を育てる余裕がないことを痛感してしまう。 教えるのはうまいが教わるのが下手との評判な私は、今、あまり余裕がない。全速力が出る前に靴ひもがほどけててしまうようなばつの悪さに悪循環の輪をみてしまう。かける言葉がない。交わす言葉がない。 そういう時もある。それでも明日は来る。じっと我慢してよい頃合を捕まえよう。みんなが優しいタイミングを捕まえよう。 今日は素敵な桜をみた。小雨の上がった空からやわらかな光が池におりて枝垂桜の姿を揺らめかせていた。それだけでも今日はよしとしよう。早く暖かくならないかな。
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