おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2006年07月12日(水) 『紙屋悦子の青春』@文京区シビックホール

『紙屋悦子の青春』2006日本(試写会)
監督:黒木和雄
原作:松田正隆
出演:原田知世/永瀬正敏/松岡俊介/本上まなみ/小林薫/etc.
舞台挨拶ゲスト:原田知世/永瀬正敏/松岡俊介/本上まなみ

お友達に誘われて。この映画自体全然知らなかったけど出演者が豪華です。
しかもゲストに永瀬がー。永瀬好きなので嬉しかったー。原田知世もね♪
本上さんもすごくステキでした。松岡俊介も好きだしほんと豪華だったけど
ものすごく短い舞台挨拶でした。黒木監督が4月に急逝したのでその辺りの
お話も。黒木監督、去年かそのくらいに行った舞台挨拶でのトークがとても
面白かったのを思い出します。
映画はPTA推薦だし、戦時下の話だし、寝ちゃうかなーと思ったけれど、
意外や意外ずっと笑ってました。会場も皆わはははーーーって笑う感じで。
永瀬と松岡君のやりとりはほんと面白かった。芝居上手いなー2人とも。
小林薫も絶妙。あの顔はずるいなーと思います。ずっと笑わされてました。
でも後半、紙屋悦子のせつなすぎる想いを感じるや涙ボロボロ。哀しいー。
この時代の人たちの、相手の幸せを本当に思いやることについて想うと、
頭が下がります。伝えなくても伝わることもあれば、その想いが自分では
どうにもならないことで引き裂かれてしまうことに耐えねばいけないこと。
哀しい。哀しすぎる。現代人はこの恵まれた状況を幸せに想わねばと思います。
ただ最初の回想シーンは長すぎかと。時計何回も観ちゃった。8月公開。


 past  INDEX  will


くり [MAIL] [HOMEPAGE]