おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年09月30日(金) 『せかいのおわり』@渋谷シネアミューズ

『せかいのおわり』2004日本
監督:風間志織
出演:中村麻美/渋川清彦(KIE)/長塚圭史/田辺誠一/高木ブー/etc.

期限が今日までのミニシアター回数券があったことをすっかり忘れてまして
少し気になっていたこの作品を選んでみました。
「せかいのおわり」というタイトルの様に、ここには静かな暴力が溢れている
気がしました。常に誰かが誰かを傷つけている、というような。本人にその
意識があるかどうかはおいておいて、傷つけ傷つけられて成り立っている
(成り立っているかのような)人と人との関係は、必ずしもぶつかりあって
だけで起きる訳ではなく、一見参加していないつもり(戦わないことを選択
しているつもり)でも、それを抑え続けることについて、それはその後どこに
向かうのだろうというのを思わずにいられませんでした。終わりの終わりは?
作中で「見えるものだけ見ればいい」というようなことを田辺誠一が言うの
ですが、そこにある残酷な一面も同時に責任をもてる強さを自分に欲しいし、
それができればもう少し器用に上手に生きられる気がします。何もかもが
平和的になることはそれほど難しいこと何だろうか?と思いたいけど、たぶん
現実はひどく難しいことなんだろうな、とどこかで諦めてもいるのだけど。
私的にいちばん理解しやすく気持ちが近いのは、長塚氏演じるホモの店長。
水槽のシーンがとてもいいね。アイスクリームの溶ける水槽が良かったです。

風間監督なかなかよいですね〜。他の作品も観てみたいと思いました。


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