おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年07月29日(金) 『陽のあたる場所から』@三茶中央シネマ

『陽のあたる場所から』2003フランス+アイスランド+ベルギー
監督:ソルヴェイグ・アンスパック
出演:エロディ・ブシェーズ ディッダ・ヨンスドッティル
原題:STORMY WEATHER

何か想像してたのと違いました。そもそも邦題と原題が全然違うのがなんか
面白いですね。こういう前向きなのを付けるとこが日本ぽく、こういう風な
タイトル(原題)を付けるのがフランスとか、アイスランドの様な寒い国の
感じが出てるなぁーと思います。チラシのイメージも邦題ママな感じだしね。
だけど、非常にせつないお話でした。この映画はたぶん人によって、色々
感じ方が違う映画だと思いますが、いやぁ〜かなりオチましたねー私は。
エロディブシェーズ演じる研修医コーラと精神病患者ノラ。ノラを助けたい、
ノラを理解できるのは、治せるのは、私だけしかいない…と奮闘するコーラを
見ていると、人が人に親切にしたり、助けたいと思うことが実はものすごく
傲慢な考えなんじゃないか、と思ってしまって。コーラもどこかで自分を
助けたいし、ノラのためにと思ってしていることが自分のためになっている、
という感じでその辺の葛藤が私も苦しくなって。善かれと思ってしたことが、
本当に相手の為になっているのか?それは傲慢な考え(行い)ではないか?と、
つい臆病になって何もできなくなってしまうということは私は普段よくあって、
でもだからといって、人の心に入れるのは人しかいないということも頭では
わかっているつもりだから、傲慢だといって逃げている自分の冷酷っぷりに
時々すごく嫌気がさしてました。そういう気持ちを引き出される映画でした。
でもたぶんほんとうにいろんな見方があるかと思います。私は、かな〜り
オトされ、久々に救い様のない映画だなぁーと思ってしまいましたが…ははは。
でも好きな映画でした。自然の音に気を配われてて良かったです。コーラが
極寒のアイスランドで、宿を探してさまよい、メモが舞ってしまうとこなんか、
私までぶるぶる震えてしまいましたよ、真夏なのに寒くて寒くて!(笑)


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