おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2005年03月23日(水) ウタノコリ追っかけツアー(笑)を振り返って。

「ほんの20年前に作ったばかりの新曲です」と今回のツアーで「銀の腕時計」
を紹介する時に水戸さんが言う。「ウタノコリ」のテーマなんだろうな、と
思う。いい歌、残る歌に対する私達の認識の仕方として、「ほんの20年前に
作ったばかりの新曲」という伝え方はすごくわかりやすい。「銀の腕時計」や
「天井裏から愛をこめて」や「マグマの人よ」や「でくのぼう」などなど∞
(まだまだいっぱいあるけど)既に確実にみんなの心に残っているしこれからも
残っていくだろう歌。水戸さんが歌い、そしていつのまにかみんなで一緒に
歌っているこの状況が各所ですごく嬉しくて、いちいち涙出そうになった。
(もしくは出た。)

私は、好きな曲に対していつも「昔の曲」という思いは一切なくて、だから
一般的にウケる曲(いわゆる売れる曲)がいつも消費されていく商売としての
音楽という、ビジネスな感じ、そしてそれに伴って騙されて(?)消えていく
音楽(そしてバンド)というのをイヤという程感じてきて、ウンザリしてた。
バンドとかそれにまつわる人間関係とか、メジャーとか契約とかどうのこうの。
そういうの、もう全てウンザリなのだ。私はただ、いい歌が聴きたいだけなのに。

理想はそうだけど、無理だろうな、と思ってきた、正直。今まで15年以上
いろいろ観てきた結果、自分なりに触れてきた結果、理想は理想として自分の
中で傷つかない様にいつまでも大切に持っていたいもの。もうそれでいいやと。

ツアーファイナルの大阪で、「マグマの人よ」を皆で歌った。私は自分では
ものすごく久々に歌った。なのに歌詞がすらすら出てくる。これが残る歌?
自分の中に確実に残っている。(アンジーラストライブ@野音が蘇る...)
「絶対に出来るか、絶対に無理かのどっちかだ!真ん中辺でごちゃごちゃ
言うな!」(水戸語録)と。マグマの人よを皆で歌い終わった後、「何か
すごい、あまり、こういうことはあまり言わないんですけど、うん、気持ちが
伝わってきましたよ。」と。涙腺に刺激。うるうる。きた。「真昼の星々」が、
「幸せのしずく」が胸に沁みた。何もかもをわかっている人たちがここにいた。

ウタノコリツアー2005は6分の4の参加だったけど、お金では代えられない
たくさんのものを受け取れた。東京、広島、名古屋、大阪と、それぞれに
魅力的で、それぞれにいろんな想いが詰まっていて、自分にとってとても
意味のあるものだった。1年に1度のアコースティックツアーというよりも
私にとっての音楽生活を振り返るそんなツアーだったのかもということで。
(あながち大袈裟でもないのですヨこれが)
対象はいろいろだけど、なんか「ありがとう」といいたい気分。そんな気分。


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