流星通信
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東京創元社の新雑誌★4/30補足

東京創元社は、『創元推理』に代わる新雑誌『ミステリーズ!』(A5判)を刊行する。予価1,000円。最初は季刊、1年後に隔月刊になる予定。

第一弾(6月18日予定)の内容は下記のとおり。
■連載
▽長編
 北村薫:『ニッポン硬貨の謎―エラリー・クイーン最後の事件―』
 荻原浩:『サニーサイドエッグ』
▽連作短編
 鯨統一郎:『新・世界の七不思議』第1回「アトランティス大陸の秘密」
                    (『邪馬台国はどこですか?』続編)
 菅浩江
 井上雅彦:「遠い遠い街角」
▽コミック
 諸星大二郎:「七匹の子やぎ」
 いしいひさいち:『女には向かない職業』
▽評論
 笠井潔:『人間の消失・小説の変貌』
▽エッセイ
 杉江松:『恋路地裏の迷宮踏査』
▽ブックガイド
 千街晶之:『本格ミステリ・フラッシュバック』
▽書評
 臼田惣介、野間美由紀、宮脇孝雄、若竹七海

■懸賞付き犯人当て小説
 第1回:泡坂妻夫

■読切短編/中編
 有栖川有栖:学生アリスシリーズ「蕩尽に関する一考察」
 芦辺拓:森江春策シリーズ「少年探偵はキネオラマの夢を見る」
 黒崎緑:「しゃべくり探偵のゴルフ騒動」
 篠田真由美:「春の獄(ひとや)」
 ディーン・クーンツ:「ピンキー」

■エッセイ
 綾辻行人:好きなレコード『私の一枚』
 大沢在昌:好きな創元推理文庫『私の一冊』
 島田荘司:『ミステリー文学資料館にて』
 瀬名秀明:『残酷な世界の素敵な子供たち』
 藤田宜永:『ミステリーズ・バー』
 宮部みゆき:『私がデビューしたころ』「十五年ひと昔」
 山口雅也:『ファイロ・ヴァンス映画を観ていろいろ考えた』

*

【第2号以降の予定】
▽連載
・島田荘司 vol.2より「御手洗シリーズ」
・加納朋子 vol.3より「駒子シリーズ」
・恩田陸 vol.4より
・山田正紀 vol.4より

▽懸賞付犯人当て小説
・vol.2 西澤保彦
・vol.3 小林泰三
・vol.4 法月綸太郎
・vol.5 麻耶雄嵩
・vol.6 芦辺拓


みゅう |MAIL
(2006/7/23 4:20より)