一軒で昼メシと晩メシを・・・ - 2006年02月01日(水) 浦和での打ち合わせが終わり、次に予定していた都内での打合せが急遽変更となり、午後はポッカリと時間が空いてしまったのである。ということで折角浦和まで来たんだから先月オープンした蓮田の和食店へ行くことにした。先月17日のオープン日に行って以来顔を出していなかったので、その後の状況を聞きに行くことにして浦和駅へと向かっていたら突然携帯電話が鳴った。 その主は蓮田のお店の奥様からで、なんという偶然か・・・。行こうと思った矢先にその相手からの電話が鳴ったのである。向こうで食事をしようと思ったが、確かラストオーダーは2時だったように記憶していたので聞いてみたところやはりそうだった・・・。電車の時刻を調べたら丁度切れ間で蓮田へ着くのは2時半位になりそうである。浦和で食事をしてから向かおうか迷ったが、とりあえずお店まで行くことに・・・。 お店に着くと店長が「食事大丈夫ですよ」とのことでカウンター席へ座り「お刺身盛合せ定食」をオーダー。カウンターでは施工をお願いした業者さんの左官の親方が来てミニ懐石を食べながら一杯やっていたのである。車じゃないのかな?と心配になり聞いてみたら車の中で酔いを醒ましてから帰るとのことで安心したが、昼間から一杯やりながら旨いもんを食うというのはいいものだね。そして、目の前には一番苦労した壁面がある。何度やっても思うようにいかず、やり直しを重ねてようやく出来上がった思い出の壁である。左官材を塗った後にスポンジで洗い流しながら仕上げていくという本当に根気のいる面倒くさいテクスチャーである・・・。それを目の前に暫しの間いろいろな話を聞きながら楽しい時間を過ごせた。 食事が終わりメンテナンスやその他の事を聞きながら話し込んでいたらあっという間に夕方に・・・。するとスタッフのM氏が「石川さん、夜も食べていくんですよね?」と。まあ、どうせ帰ってから何処かで食べなきゃいけないし、折角だから前回食べれなかったものを試してみようと思い、6時の開店時間まで待ったのである。 お気に入りのカウンター席に陣取り、まずは生ビールからスタート。この席は自分が座りたくて作った席で、カウンターの隅っこで外に面した席である。ここが一番落ち着く席かもしれないね。〆の蕎麦を食べているときに突然襲った地震には驚いたが、9時までの3時間は至福のひとときとして大いに満足であった。 今宵の献立 ■ 牡蠣と○○(忘れた・・・)のお通し ■ 旬菜(加賀野菜)のしたし ■ たらの芽の串揚げ ■ 鮪ほお肉のステーキ ■ 鱸の煮付け ■ 仕上げ蕎麦 ■ 生ビール ■ 山廃純米 菊姫 <ぬる燗> ■ 山廃純米 深山流水 <冷酒> ■ 山廃純米 深山流水 <ぬる燗> 深山流水のぬる燗は絶妙な燗具合で美味しかったね。石川県の酒らしいが、これは初めて飲む銘柄で嵌りそうである。最初に冷酒を飲んでそこで終わりにしようと思ったが、どうしてもぬる燗で試してみたくなり、一番いい燗具合でお願いしますという我儘を言って〆の酒に。 久々に昼メシと晩メシを同じお店で食べることとなったが、流石に朝を入れた3食というお店は今のところない・・・。というより、朝からやっているお店はない。やはりきちんと修行を重ねてきた方の本格料理は旨い!近くにこういうお店があったら・・・。ホント蓮田には勿体無い! ブログにも書いたが、地震の影響で帰宅するまで遠回りと乗換えを何回もしなければならず3時間も掛かってしまったのである。途中、止まっている電車の中で1時間近くも寝てしまったせいもあるが・・・。でも、不通で止まっていたんだから俺だけが悪いんじゃないよね。 Pocchy's Collection ←Click -
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