好みが違うって言われても・・・ - 2004年04月05日(月) 店づくりは何を基準に考えるか?どういうコンセプトで、どういうターゲットで商売をしていくのか全て異なる。それの判断基準として経営者の力量や姿勢、考え方を踏まえた上で最終的に決めるようにしているが、当然ながらそれぞれ似ているようでも大きく異なる部分も存在することになる。だから気に入る人、気に入らない人が出て来るのは致し方ないことと思っている。 全て同じ内容でつくってしまったらチェーン店と同じになってしまうし、フランチャイズっぽくもなってしまうことになる。そういう店をつくっても仕方がないし、デザインやレイアウトも違う、接客のレベルも内容も違う、メニュー構成だって微妙に違ってくる。そういう中でそのお店を気に入った人に来てもらえれば良いと思っているから好み?の合わない人に迎合することなどあまり考えていない。 それを崩すとどうなるか?お客様のある意味我が儘な言動に左右される店になってしまうことになる。客として店をリサーチに行っていると結構ああしろ!こうしろ!と言って来る人って多いことに吃驚する。自信のない店やコンセプトの存在しない店はそれを受け入れることによって気に入ってもらって繁盛するとでも思ってしまう。でも、それは違う! 意見と我が儘とは違うし全体を見てどう考え捉えていけるかが問題で、それをきちんと見極めて商売をしていって欲しいお店って結構多い。お客様は神様ですって言葉があるけど、それはそれで大切なことと思うがそれが全てでもないということも言える。要は店をどうしたいのか、将来的な視野をしっかりと見極めていける力を身に付けて欲しいといいことである。 -
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