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コラム・7 - 2004年02月27日(金)

「松井稼頭央・2」

右脳と左脳。スイッチヒッター・松井稼が両打席で高アベレージを残してきた理由の一つに、両者のバランスの良さが挙げられる。

右脳はイメージ、空間認知、図形、絵画、音楽、直観力などを司どる。反対に左脳は論理、分析、言語、数的処理などを司る。また右脳は左半身、左脳は右半身を支配している。

「右打席のときはアホでバカな自分を前面に出すし、左打席のときには論理的で分析的な自分を前面に出す」と松井稼は語る。

右打席では右半身主導なので、左脳が優位に働く。論理的、分析的な脳の働きである。そこをあえてアホでバカな自分、つまり勘や感覚を司る右脳を意識して刺激することで、左右の脳をバランス良く働かせている。これが左打席に入る時には逆になる。松井稼が長年の経験の中で導き出した「打撃論」である。

右脳と左脳のフル回転。メジャーで活躍できるか否は、この回転率がポイントとなる。


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