ぼそっ・・と独り言
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今日、末っ子が熱心に地図をにらんでいた。 「K峠って知ってる?」 「ああ、あの出るって有名なところ?」 (今もそうかどうかは知りません)
「K峠じゃないんだけど、その近くに行ったんだけどね・・・」 何でも、友達にすごく眺めのいいところで、走るにはいいコースと、誘われたらしいのだが、案内役の彼女の記憶が定かでなかったのか まるで結界でも張ってあるがごとく、迷いに迷って目的の峠に行きつけなかったとか。 「何でか、わからないけど、どうしても行けんのよね」
で、迷ったところで見た景色が 「ここって夢の中で来たことがある」 の場所だったらしい。
断崖のように切り立った場所にへばり付く様に家が建っている。
「絶対にそこには行った事が無いんよ。」 (ハイ、そっち方面に連れて行った事はありません。) 「でも、その家、めちゃめちゃ印象的で、一度見たら絶対忘れない家なんよ。 あ、これ、夢で出てきた家・・・で」
夢の中では道が二手に分かれていて、右に行くと急な上り坂 左に行くと、曲がった先に平屋の家が数軒あるような、暗い場所だったとか。
夢で見た!と主張していて、「じゃあこの先どうなってるん」と問われて進みかけて 言ったとおりの展開に怖くなり、「帰ろう」と言うことでUターン。
その夢の先は?の彼女の問いに 「猫が出てきた」と言うと 「猫だなんてリアルな話は止めてや」 聞かれて話して怒られて・・・
走っていたら、 「本当に猫がダーッと道を横切ってね」 「もう、マジ二人でびびってねぇ。怖いったらなかった」 らしい。
人に道を尋ねていたときに、場所の特徴をいうと 「そりゃあ K峠じゃろ」 と言われたらしく、行きたいところは本当はK峠だったのだろうかと、上記の地図で確認していたに戻る。
「でもねぇ、K峠には■■■が無いんよ」
(うちのHP)管理人登場 話を聞いて、 「○○峠じゃない?K峠の近くにある」 「そう、そんな名前」 「でも、お前は行くなよ」 「どうして?」 「K峠は今、道幅広くなってるけど、そっちは途中から道幅狭くて危ない」 「どうやって行くん」 「だから、お前は行くなよ」
本人納得したかどうか・・・
今回の「びびったプチツーリング」は、別の眺めのいい場所を見られたから良し!と言うことで締めくくった話だったが、結局どこに行こうとして、どこに行ったのか、いまだに分からないらしい。
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