ぼそっ・・と独り言
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あるお客さんが、いとまごいに来られた。 広島から離れて故郷に帰られる。
「唯一、Aさんと、お宅の店だけには挨拶して帰ろうと思って・・・」
広島の人間性にほとほと愛想が付いたからと、非常に情けない話だった。 その人は、竹を割ったような性格で、話すこともさばさばしている。 友達と思って付き合っていても、表の顔と裏の顔があり、裏に回ったら悪口を言っている。 すぐに群れを作りたがる。 普通の人がいない。 信じて付き合っていた人達からことごとく裏切られた。 あちこち住んだが、こういう人間性は広島だけだ。・・・・とか。 (―_―;)ウーン・・ 確かに、広島と言う土地は、疑り深くて、人を信用しない土地柄である。 広島で商売できたら、日本のどこに行っても商売ができると言われるほど・・・ あの吉野家でさえ、一度は撤退している。 まあ、あるグループを見ても、本当は仲間の誰も信用していないのがわかる。 内輪で「本当は信用していない同士」が「仲間を大事にしている」と思っているから、ひずみが生ずる。 自己都合の話を「事実」とするから、つじつま合わせに他が歪んでくる。 知らないうちに身に着けている保身術が、他所から来る人には、とうてい理解できない。 でも、決して、そういう人ばかりではないのだが・・・・ みんなが「ひとつのバイクに仲良く乗っているような錯覚をする」のも特徴かもしれない。 うちでは、グループで来られても、お付き合いは一人一人のつもり。
残念だったのは、時間の都合が付かず、一度も一緒に走れなかったこと。 良い思い出で広島を後にしてもらえないこと。 悲しい。
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