ぼそっ・・と独り言
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2002年05月16日(木) いとまごい

あるお客さんが、いとまごいに来られた。
広島から離れて故郷に帰られる。

「唯一、Aさんと、お宅の店だけには挨拶して帰ろうと思って・・・」


広島の人間性にほとほと愛想が付いたからと、非常に情けない話だった。
その人は、竹を割ったような性格で、話すこともさばさばしている。


友達と思って付き合っていても、表の顔と裏の顔があり、裏に回ったら悪口を言っている。
すぐに群れを作りたがる。
普通の人がいない。
信じて付き合っていた人達からことごとく裏切られた。
あちこち住んだが、こういう人間性は広島だけだ。・・・・とか。
(―_―;)ウーン・・

確かに、広島と言う土地は、疑り深くて、人を信用しない土地柄である。
広島で商売できたら、日本のどこに行っても商売ができると言われるほど・・・
あの吉野家でさえ、一度は撤退している。

まあ、あるグループを見ても、本当は仲間の誰も信用していないのがわかる。
内輪で「本当は信用していない同士」が「仲間を大事にしている」と思っているから、ひずみが生ずる。
自己都合の話を「事実」とするから、つじつま合わせに他が歪んでくる。

知らないうちに身に着けている保身術が、他所から来る人には、とうてい理解できない。
でも、決して、そういう人ばかりではないのだが・・・・

みんなが「ひとつのバイクに仲良く乗っているような錯覚をする」のも特徴かもしれない。
うちでは、グループで来られても、お付き合いは一人一人のつもり。




残念だったのは、時間の都合が付かず、一度も一緒に走れなかったこと。
良い思い出で広島を後にしてもらえないこと。

悲しい。


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