ぼそっ・・と独り言
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| 2001年07月01日(日) |
リコールは返品?輸出? |
近所のヤマトの営業所から、USパーツの返品をしようとすると、必ずひと悶着ある。 中身は、リコール製品だったり、クレームパーツだったり。 それでも、海外発送は「輸出」になる。
昨日、あるパーツをクレーム処理してもらえる事になり、アメリカ返送の手続きを取った。
輸出と言えば、中身の価格で税金がかかる。 値段がないような書類でさえ、印刷物であれば一キロ1000円換算の金額を記入しなければいけない。
金額欄に0円と記入すると、「あちらから来たときの値段はいくら位のものなんでしょうか」と聞かれた。 そんな事は、全部のパーツの一部なんだから、わかりません。 それに商品としては、修理も溶接も不可能の価値ゼロの代物。 こっちで捨ててもいいようなものだが、クレームとしては一応向こうでも状態を見たいのは当然の話。
以前リコール商品を返送したとき、どうしても0円ではいけないと言われて、1円と記入した。 ジェームスが、 「(このままではまったく商品価値ないものを)リコールで送るのに、なぜお金(輸出の税金)がかかる? アメリカから来た物をアメリカに返す。普通TAX要らない」 と言っていたが日本の関税等のあり方は確かに変だと思う。
大体、輸入したとき税金払っているのに、返送するときまた税金? でもって、代替品が帰って来た時に、また税金かかるというわけで・・。 この商品に対して、一度税金がかかっているわけだから、それが行ったり帰ったりするのにまた税金かけるのはおかしい。と、アメリカ人に言われてはどうしようもない。
消費税は、アメリカでは一番最後の消費者に渡るときにだけかけられる。 卸とか小売業者間ではそれがないのだ。 しかも中古品を買う場合は、消費税はない。 一度、新品の時に支払われているから、二重三重にはとる必要もないということ。 そういう点で、後発の日本の消費税は、銀行のATMの使用料にいたるまで税金がかかってしまう。 税理士さんに支払う金額にも消費税はかかるが、あれは消費なんだろうか?と言うのが山ほどある。
ともかく商品価値ゼロ、商品に対する保険もゼロ(・・の、ぶっ壊れた返品パーツ=ガラクタ)で発送する事に。 税金のあり方が変・・と毎回思いながら、アメリカへの送料15400円支払って帰った。
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